「マクロビは健康的だ」や「マクロビはヘルシーな食事法」などと認識されている一方で、実際はどんな嬉しい効果やメリットがあるのか知っていますか?
今回はマクロビの基本とマクロビを実践するとどんな効果が得られるのかを詳しく紹介していきます。
目次
1マクロビの基本
1-1「一物全体」と「身土不二」
マクロビには「一物全体」と「身土不二」という言葉があります。これは食べられるものは皮や種、根までその食材を丸ごと食べるという意味やその土地で採れた旬のものを食べるという意味があります。旬の食材というのは栄養価が高いだけでなく、その季節にあった効果が得られるメリットもあります。例えばキュウリやトマトの夏野菜は体を冷やす効果があるということです。丸ごと食べるという意味では米も生成された白米ではなく玄米を食べます。
1-2陰と陽
食材には陰性のものと陽性のもの2種類が存在します。基本的に陰性は体を冷やす食材、陽性は体を温める食材と分類されます。マクロビではこの陰性と陽性の食材のバランスが大切だとされています。
1-3素材にこだわる
食材を丸ごと食べることを基本としているので、野菜の農薬も無農薬にこだわることや、そのほか調味料についても添加物の入っていないものを選びましょう。
2マクロビの効果
マクロビを実践すると様々な効果が得られます。ここではその効果をいくつか紹介します。
2-1ダイエット効果
マクロビは玄米菜食が基本であり、動物性食品をあまり食べません。よって低カロリー食になります。自然と食物繊維も多く摂取することになるので腸内環境が改善されデトックス効果が期待できます。また玄米は白米に比べて少し硬いのが特徴です。よく噛むことで満足感が得られ、食べすぎを防止します。
2-2便秘解消効果
マクロビは食物繊維や発酵食品を多く含む食材が多いので腸内環境も改善します。また肉などの動物性食品は食べすぎると悪玉菌を増やしてしまいますが、マクロビは野菜や発酵食品を多く食べることによって善玉菌を増やします。腸内の善玉菌が増えることでさらに腸内環境を良くする効果があります。
2-3美肌効果
腸内環境が良くなることで、老廃物がデトックスされ、体内を巡る血液も綺麗になります。美肌に欠かせないビタミンなどの栄養素がしっかり肌にも浸透するので美肌効果も高まります。
3マクロビで食べてはいけない食材はない?
マクロビでは肉や魚、卵、乳製品など動物性食品はあまり食べない傾向にあります。しかし必ずしも食べてはいけないという決まりはありません。しかし動物性食品ばかりを食べているとやはり不調が起きてきてしまいます。動物性食品は消化に時間がかかる食品です。その分、体に負担をかけてしまう事もありますし、それによって疲れや肌荒れなどにもつながりかねません。
4まとめ
マクロビは旬のものを丸ごと食べる、自然の恵みを感じながら食べるという理にかなった食事法です。また日本人や外食、欧米食を多く食している現代人の体に合う食事法だと思います。自分の体調や心の状態などに耳を傾けながら何を食べるか、何を食べたいかを考えバランスよくマクロビを実践してみてはいかがでしょうか。そしてマクロビによって得られる嬉しい効果を実感してみてください。