色鮮やかな紫芋クッキーとマクロビオティックレシピ!

紫芋は中身の部分まで紫色のさつまいもです。主にジュースやお菓子に使われており、沖縄を中心として栽培されています。紫色の芋はほぼ「紫芋」と呼ばれますが、全て種類は異なります。

成分はビタミンCやマグネシウムを始め、紫の色素に含まれるアントシアニンによる抗酸化作用も期待できます。美容効果にいいとされている野菜です。

マクロビオティックの面から紫芋を見ていくと、芋はやや陰性です。ですが中庸に近い陰性なので、加熱処理をしたり、冬の間は食べるのを控えるといった注意をして食べれば問題ありません。また甘みもある食品なので、ちょっとした甘味が欲しい時に嬉しい食材でもあります。

ここではマクロビオティックのレシピでおいしく紫芋を食べるレシピを中心にまとめました。

目次

紫芋でマクロビオティックメニュー-市販のお菓子

紫芋を使った代表的な市販のお菓子には、マクロビオティッククッキーの紫芋味があります。ナチュラルローソンやインターネット通販で購入することが可能です。

生地に紫芋のパウダーを練り込み、甜菜糖でわずかに甘みをつけています。卵と乳製品は使っていません。但し小麦粉は使用しているので、気になる場合は自身で作るほうがいいでしょう。トランス脂肪酸が入っていないので、簡単で気軽に食べることが出来ます。

紫芋でマクロビオティックメニュー-食事レシピ

甘いスイーツメニューが増えがちな紫芋ですが、軽食も作ることが出来る食材でもあります。ここではマクロビオティック対応のベジ肉まんを紹介します。

中身の材料はは大豆ミート(テンペや缶詰のもの)、干ししいたけ、ネギを使用します。干ししいたけと長ネギはみじん切りにして、一緒に醤油や酒、塩コショウで味をつけて炒めます。

生地の材料は紫芋粉とベーキングパウダー、薄力粉(気になる場合は全粒粉でも可)を水でまとめて作ります。よくこねて耳たぶほどの硬さになったら、6等分した後に平たく円形に伸ばします。

最後に生地に具を乗せてくるみ、蒸し器で15分蒸して完成です。

紫芋でマクロビオティックメニュー-おやつレシピ

おやつメニューは、紫芋が活躍するメニューが非常に多く揃っています。中でも豪華さが引き立つ、紫芋のタルトやパンケーキは、見た目にも鮮やかです。

基本の生地として、全粒粉と紫芋の実の部分をほぐして入れたものを、そのまま焼くだけでホットケーキやパンケーキが出来上がります。好みでダイス状に切った芋を潰さないように混ぜ込み、違う食感を楽しむという方法もあります。

シナモンやアーモンドプードルといったものを併用すると、いつもと違った味になります。クッキーやパンケーキ生地に混ぜ込んだり、食べる時に少量をかけるといった工夫をするだけで、味に変化が生まれるのです。

もっと簡単な方法は、蒸した紫芋をすりつぶし、ムースにしてしまう方法です。牛乳の代わりとして豆乳を使用し、砂糖や卵、乳製品を使わなくても、なめらかで味わい深くなるおやつレシピです。

紫芋でマクロビオティックメニュー-まとめ

紫芋はやや陰性よりの食材ですが、火を通すことで中庸にバランスが取れる食材でもあります。蒸すだけでも甘く、満足感のあるおやつに早変わりします。

栄養成分としては抗酸化作用が強く、ビタミンミネラルをたっぷり含んだ、美容面に優れているとされています。

ただ蒸すだけでなく、揚げたり焼いたりすることで、ホクホクとした食感を楽しめるおかずやスイーツに変わります。そのため旬の季節の間、マクロビオティック実践者にとっても、幅広い食べ方で重宝するお野菜です。

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