旬の野菜オクラ使ったマクロビ料理のレシピ

今が旬のオクラはアフリカ北東部原産の緑黄色野菜です。マクロビ的には暑い地域で育つため陰性(体を冷やす食べ物)に属します。生食もおいしいですが、陰性に傾くのを防ぐことができる熱を加えた料理を紹介します。

オクラの効用

細胞の老化を防ぎ、抗酸化作用のあるベータカロテンや、日本人の女性に不足しがちなカルシウムを多く含みます。独特の粘りは多糖類によるもので、整腸作用や胃の粘膜を強化したんぱく質の消化促進、糖尿病や高血圧など生活習慣病予防に効果があります。

オクラを使ったレシピ

オクラは、茹でる前に軸を落とし、がくの部分を包丁で鉛筆の先のように取り、まな板の上に並べ塩をふり軽く板ずりします。そうすることでオクラの産毛がとれ、色もきれいに仕上がります。また茹で上がっても水っぽくなるため水にとることはしません。
【オクラとうす揚げのさっと煮】
(材料)オクラ 10本  うす揚げ  1枚  出し:昆布 切手大1 水 1/2カップ  醤油 大さじ2/3  みりん大さじ1 塩 少々 てんさい糖 小さじ1
(作り方)

  1. 鍋に昆布と分量の水を入れて昆布を戻しておく。
  2. オクラはがくを落として斜め半分に切る。うす揚げは一口大に切る。
  3. 昆布が戻ったら、火にかけ煮立ったら醤油~てんさい糖までを入れ、再び煮立ったら2.を入れて2~3分煮る。

【夏野菜のサブジ】インド料理のサブジ、暑いときにスパイシーな一品で食欲も出ます
(材料)4人分<
A:なす  1本、 ピーマン 2ヶ、 オクラ 4本、 かぼちゃ 1/6ヶ、 人参 大1/2本
B:玉ねぎ 1ヶ、 赤パプリカ 小1

クミンシード小さじ1と1/2,

C:ターメリックパウダー 小さじ1/2,  コリアンダーパウダー 小さじ1/2   塩小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1/2, 味噌大さじ1、 菜種油 大さじ1と1/2

(作り方)

  1. Aの野菜は食べやすい大きさの乱切りにする。オクラはがくを落とす。Bの野菜は1.5の厚さの回し切りにする。
  2. 鍋に油を熱し、クミンシードを入れ、弱火で香りが立つまで炒める。
  3. 2.に玉ねぎ、人参、なす、かぼちゃを入れて中火で炒め、油がまぶれたらCをいれて混ぜ、ふたをして弱火で20分くらい蒸し煮する。ときどき焦げないように混ぜる。
  4. 3.にパプリカ、オクラ、ガラムマサラ、味噌を大さじ2の水で溶いたものを加えて混ぜ、ふたをして弱めの中火で約15分煮る。

【オクラ納豆】4人分
(材料)オクラ 6本  納豆 100g  醤油 大さじ2 練りからし 小さじ2を少量の水で溶く すりごま 大さじ3

(作り方)

  1. オクラはがくを落として、板ずりをし沸騰した湯で色よく茹でる。柔らかくなったら、ざるに揚げ一本ずつ重ならないようにして荒熱をとる。納豆は大きめの器でよく練っておく。
  2. オクラが冷めたら、星型を活かすように切って1.の納豆に混ぜてよく合わせる。醤油、練りからしをいれさらによく練る。すりごまも加えてよく混ぜる。

マクロビオティックは制限したり、我慢することを強いる食事法ではありません。正しい食事法を知った上で陰と陽のバランスを考え、自分や家族に合った食べ方を模索しながら実践していくのです。従って、南の国に育つ陰性のエネルギーを持つオクラも調理や合わせる食材を考えていけば十分マクロビ食といえる食材になります。ここでは加熱し、中庸な野菜を数多く混ぜたり、中庸な納豆やうす揚げと一緒に煮たり、混ぜたりして工夫しています。ぜひ一度試してみてください。

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