オーガニックとマクロビオティックの違い

同一視されがちなオーガニックとマクロビオティック。しかしマクロビは「食事法」、オーガニックは「化学肥料や農薬を使わず、有機栽培された農産物」と、意味がまったく違います。マクロビでは有機野菜やオーガニック食品を使うことが多いので混同されやすいのです。今回はオーガニックの特徴を踏まえて、マクロビでオーガニックを取り入れる理由を考えていきたいと思います。

オーガニックについて

オーガニックとは有機栽培された農産物のことですが、オーガニック=無農薬ではありません。オーガニックはプロセスです。その生産方法には基準があり次のとおりです。

  • 環境への負担をできる限り少なくして農業の自然循環機能を大切にしている。
  • 科学的に合成された肥料や農薬の使用は避けることが基本。
  • 遺伝子組み換えの種苗は使用しない。

またオーガニックは検査認証制度です。生産農家、製造業者から認証の申請を受けた機関が国の定める有機食品の基準を満たしているか審査をし、それに通れば「有機食品」として有機JASマークを添付して、市場に供給できるようになります。食品を選ぶ際にぜひ参考にしてください。

マクロビがオーガニックを取り入れる理由

マクロビオテックは何かを制限したり、我慢したりまたは変わった調理法をしたり、変わった食材を使ったりということを大切にしているのではありません。「身近でとれる物を食べる」という考え方のもとで、「自然のまま」を大切においしさと安全性の2つにこだわっています。またマクロビでは「皮をむかない、あくをとらない、まるごといただく」という方法で調理をします。そのため、オーガニック食品を使うことが多くなるのです。
現在、世界で1500種類もの有害物質があるといわれいます。その中で最も厄介なものが「残留性有機汚染物質」すなわち残留農薬です。残留農薬は食べ物だけではなく、飲み物、衣類、日用品などにも存在します。残留農薬はがん・アレルギーの原因であるとも言われています。オーガニックを食すること、オーガニックなものを使用することの意味を理解し取り入れていくことが大切です。また大手スーパーのなかにもオーガニック食品をおくコーナーを広げて、内容も充実しているところが出てきているそうです。消費者の関心がオーガニックにも向いてきたということでしょうか。

上手に付き合う方法

マクロビとオーガニックの違いについて述べてきましたが、両者には共通点もあります。それは、どちらも「生き方」であることです。しかも両者ともその生き方を厳格に守るのは非常に難しいことです。オーガニック食品だけで、マクロビ食事法だけで生活するということは、体にはよいことですが、人とのつきあいや仕事や家族の理解などさまざまな環境のなかで軋轢を生じさせることなく貫くのは大変なことです。そこでマクロビやオーガニックとうまく付き合う方法として、マクロビでは例えば一日のうちお昼ご飯だけ玄米菜食をしてみるのはいかがでしょう。お昼間なら自分のために使える時間を見つけることができるかもしれません。オーガニックなら、農薬デトックスといって、半年に一度の割合いで一週間だけ厳格にオーガニックの生活をするという方法もあります。一週間なら可能になる方も多いでしょう。このように無理をせず長い目で持続可能な方法で取り組んでいくことが大切です。

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