今本当の意味での健康を取り戻したい人々の間で注目を集めているマクロビ。今回はご家庭にも取り入れやすい4品を紹介します。ぜひお試しください。マクロビでは野菜はなるべく無農薬かそれに近い物。調味料も以下の物を使います。
• 味噌、醤油、みりん、酒は伝統的な製法で作られた物を使いましょう。
•塩は工程が天日干しまたは逆浸透膜の自然塩を使用します。
•油は古式製油法で作られた菜種油やごま油を使います。
目次
マクロビ和のレシピ
「かぼちゃのそぼろあんかけ」
とろとろのそぼろあんが美味しい一品です。
材料(4人分)
かぼちゃ 1/4ヶ、高野豆腐 3枚、 ごま油 小さじ1、昆布だし汁 1と1/2カップ、醤油 大さじ1と1/2, くず粉 小さじ1(水小さじ1)、豆苗 適量
作り方
- 高野豆腐はぬるま湯にひたしてもどす。かぼちゃは一口大に切る。
- 水1と1/2カップと出し昆布3センチ角を弱火にかけ、15分ほど煮だす。
- 1.の高野豆腐をフードプロセッサーで荒みじんにする。
- 鍋にごま油を熱し、3.を加えて炒める。
- 4.にだし汁と醤油を加え、1.のかぼちゃを皮を下にして並べ、ふたをして弱火で煮る。
- かぼちゃが柔らかくなったら、同量の水で溶いたくず粉を加えてとろみをつける。
- 豆苗を3センチの長さに切り、6.を盛った上に飾る。
マクロビカレー
(穀物・野菜・発酵食品でつくるカレーライス)
材料
A 玉ねぎ 1/2ヶ・・・大き目のスライス、 きのこ(好みの物) 1/2パック
B 人参 1/2本・・・乱切り、 れんこん 1/2個・・・乱切り、 かぼちゃ1/4個・・・乱切り、 厚揚げ 適宜・・・一口大
オリーブオイル 大さじ1、出し汁 2カップ、*米粉と味噌のカレールー 大さじ6、塩、こしょう
作り方
- 鍋を温めてオリーブオイルをいれ、Aの玉ねぎをいれてしんなりするまでよく炒める。次にきのこを加えて炒める。
- 1.の上にB.を順にいれ、油がまぶれたら平らにしてふたをして火を弱めて蒸し煮する。
- 野菜が柔らかくなったら2.に出し汁を加え、煮立ったらカレールーを加え、よく溶かす。
- 仕上げに塩、こしょうで味を調える。
*米粉と味噌のカレールーの作り方
材料(10皿分)
玉ねぎ 2ヶ、 にんにく 5~6片、 しょうが 5~6片、なたね油 大さじ3、クミンシード 小さじ3、カレー粉 大さじ山盛り2
米粉 1/2カップ
A:醤油 1/4カップ、 味噌 大さじ3、 みりん 1/4カップ、 トマトケチャップ 大さじ2
出し汁 1カップ、塩、こしょう
作り方
- フライパンの油を入れ、薄くスライスした玉ねぎを入れてきつね色になるまでよく炒める。次ににんにくとしょうがを入れ、さらにクミンシードをいれて香りが出るまで炒める。
- 1.をよく炒めたら周りに寄せて真ん中をあける。そこにカレー粉をいれ、少し炒めて香りを出してから全体を混ぜる。
- もう一度真ん中をあけ、そこにAを加えて香ばしい香りがでるまで煮詰めたら、米粉を加えて全体にからめる。
- 3.に出し汁を加えてよく溶かし、塩、こしょうで味をととのえ、練りながら水分を飛ばして煮詰めていく。火からおろし、冷めたら保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。1ヶ月は保存できる。
動物性たんぱく質をいっさい使わないのに、発酵食品のコクが出て、もう牛のカレーはいらない、と言わせる一品です。ぜひお試しください。