マクロビオティックでスイーツー蒸しパン

スイーツというと、小麦粉、卵、バターに「白砂糖」で作ることが一般的です。アレルギーで食べられない、体の不調を治したい、体質改善をしたい、マクロビオティックをちゃんと実践したい、そんな方にマクロビオティックのスイーツレシピがたくさんあります。安心安全、そしてスイーツの醍醐味、楽しさ・喜びを味わうことができるマクロビオティックのスイーツは植物性なのでダイエット中の方も楽しむことが出来ます。

目次

材料を見直してみよう!

マクロビオティックスイーツの基本の材料は、全粒小麦粉(又は米粉)、植物油(なたね油、太白ごま油、グレープシードオイルなど)、豆乳、甘味料(甘酒、米あめ、てんさい糖、メープルシロップ)を使います。アルミニウムフリーのベーキングパウダー、ベーキングソーダ、アーモンドプードルがあればバラエティーが増えます。バターや卵、白砂糖は使いません。

アレルギー体質の方、グルテンフリーをされている方は、小麦粉を米粉で代用することもできます。注意点は、米粉を使ったレシピは時間が経つと乾燥しやすくなります。もう一度蒸し返したり、霧吹きで水をたっぷりかけてトースターで焼きなおすと美味しく食べられます。甘みはお好みで増やしたり減らしたりして下さい。てんさい糖をメープルシュガーに代用することも可能です。厳格なマクロビオティックにするなら、粉は100%全粒薄力粉にしますが、フワフワ食感は少なくなります。もちもち、フワフワ感を楽しみたい方は、体調を考えながら50%を薄力粉にしてもいいでしょう。その場合はふるいで粉をふってから使用します。

蒸しパンの基本

<材料>

A・全粒薄力粉(100g)、米粉・玄米粉の場合は(100g)

・ベーキングパウダー(小1強)

・てんさい糖(20g)

・塩(ひとつまみ)

B・米あめ(大2~)

・メープルシロップ(大2~)

・無調整豆乳(90g)

・なたね油・又は太い白ごま油(20g)→なくてもOK

<作り方>

1Aの材料を泡だて器でよく混ぜ合わせる。(薄力粉を使用した場合はふるいでふる)

2Bの材料をしっかり混ぜ合わせ、1に入れてゴムべらでさっくりと混ぜ合わせて、シリコンカップに流し入れる。

3蒸気のたった蒸し器にいれ、強火で14~16分蒸す、竹串を指して生地がつかなければ完成。

アレンジしてみよう!

蒸しパンのアレンジはアイディアしだいで無限に広がります。かぼちゃ(蒸してつぶしたもの50g)、黒ゴマ(黒練りごま30gほど、または黒ゴマ適量)、酒粕(10g)、抹茶(10g、この場合は甘味料を増やします。)その他、こんなアレンジもあります。小豆×抹茶、小豆×よもぎ、黒豆、キャロブパウダー、ポピーシード、ブルーベリー×ナッツ。基本を知っていると、おかず蒸しパンとして朝食にも楽しめます。その場合はてんさい糖を少し減らしてもいいでしょう。とうもろこし、人参、玉ねぎ、ヒジキ、ハーブ類、枝豆など。

蒸すという調理法

蒸すという調理法は、陰陽的に考えると、体を中庸近くに持ってきてくれるマイルドな調理法です。一方、オーブンで焼くという調理法は体をギュッと引き締める陽性の調理法になります。体を中庸にするためにマクロビオティックでは蒸し野菜をはじめ、蒸すという調理方法がよく使われます。

まとめ

スイーツは心の栄養にもなりますね。時々取り入れながら、楽しむことは大切です。ただ、粉ものは腸にたまりやすいので多食しないよう注意して下さいね。

関連記事

  1. 混ぜて蒸すだけの、簡単なマクロビオティック用蒸しケーキレシピ…

  2. マクロビオティックで簡単に作れる人気のスープ

  3. 野菜

    簡単野菜スープと、おいしい!マクロビオティックメニュー

  4. 旬の野菜オクラ使ったマクロビ料理のレシピ

  5. ヘルシーな絶品マクロビ豆腐チーズレシピ!

  6. マクロビの定番、「かぼちゃ」レシピ