頭痛を治すマクロビ食箋レシピ「しいたけスープ」の作り方

日本には頭痛患者が約4000万人いると推定されます。そのうち偏頭痛の患者は約840万人、その7割強が日常生活にさまざまな支障をきたしているとされます。現代人に多いのがストレス性の頭痛。これは気分転換が一番の特効薬ですね。でも、吐き気やめまい、神経の麻痺などを伴って激しい頭痛に襲われたら、脳炎、脳内出血などのケースも考えられます。一歩間違えれば生命の危機にさらされかねない恐い頭痛。その原因と対策を、マクロビオティックの視点から考えてみましょう。

頭痛は内臓のダメージが原因

通常、頭痛というと風邪やインフルエンザが原因である場合がほとんどです。しかし、偏頭痛や慢性頭痛は、脳の各部位と連動している各臓器の不調が原因となっています。例えば頭頂部の痛みは腸の炎症が原因、側頭部の痛みは肝臓、後頭部から肩にかけての鈍い痛みは腎臓と連動しています。いずれも脂肪分や動物性タンパク質の摂取を控えることでおさまります。血液中の老廃物を少なくすれば、頭痛を和らげることができるでしょう。

一方、眉間からこめかみが痛む偏頭痛の場合、眉間は胃や腸につながっているため、甘いものや果物、冷たいもののとりすぎが原因です。特にチョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワインといった食品が偏頭痛を誘発すると言われます。血液が陰性に酸化して脳の血管が急激に拡張し、周囲の三叉神経が刺激されて痛みが起きます。寝不足、寝過ぎ、疲労、空腹など体のストレスも偏頭痛の引き金になるので避けましょう。

頭痛の陰陽チェック

対処法としてはまず、動物性食品、油脂をとらないことです。食べものの脂肪分が多すぎると、肝臓や腎臓で十分に処理されず、血液に再吸収されてしまいます。その瘀血(おけつ)によって神経が刺激され、患部が腫れて締めつけられるような痛みが発生します。これが陽性の痛みです。一方、キーンとした眉間の鋭い痛みは、女性に多い偏頭痛で陰性の頭痛です。陰性で血液を酸化する食べもの、砂糖、ナッツ類、コーラ、熱帯の果物、保存料の入ったアルコールなどはとらないようにしましょう。

そして、内臓をととのえる食べものをとります。玄米、味噌、ごま、梅干し、ふのり、ひじき、きくらげ、にら、玉ねぎ、ごぼう、こんにゃく、人参、かぼちゃなど、血液を浄化し、内臓全体の機能を高める食べものを積極的に食べましょう。暴飲暴食は控えて、玄米ご飯に野菜と海藻の味噌汁、野菜中心のおかずにします。痛む部分にりんごのすりおろし汁をすりこむのが、酸化毒を抜き取る方法として知られています。偏頭痛にはこめかみに梅干しを貼るのも、マクロビオティックのお手当です。

マクロビ食箋レシピ「しいたけスープ」の作り方

陰性の強いしいたけは、日に干すと陽性が強まり、うまみ成分が増加します。しいたけには血中コレステロールを低下させるエリタデニン、免疫細胞を活性化させるβ—グルカンの一種レンチナンが含まれています。血液が酸化し、中性脂肪が溜まることで起きる頭痛を強力にやっつけてくれるのです。陰性体質の人、心臓が弱い人は、醤油をやや多めにして飲んでください。

<材料>(1〜2回分)
干ししいたけ 中4〜5枚
水 3カップ
醤油 適量

<作り方>
1.鍋にしいたけと水を入れて火にかけ、中火で20〜30分煮る。

2.スープの量が2/3から半量になったらしいたけを取り出し、おいしいと感じる加減に醤油を加える。

<飲み方>
症状がひどい時は400mlを、それ以外は200mlを飲みます。

まとめ

太陽に干して紫外線にあたった干ししいたけはビタミンDがたっぷり。カルシウムと一緒にとると、骨粗しょう症を予防します。生しいたけを食べる前に1〜2時間干すだけでも効果がありますよ。

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