免疫力アップ!ひじきとこんにゃくの煮物とにんじんしりしり

免疫力アップレシピ

マクロビオティックの考え方からみた「ひじき」

最近の日本では、食の欧米化が進み和食離れとともに「海藻離れ」も進んでいるようです。食物繊維が豊富なので便秘解消にも、また、ヨウ素が豊富なので免疫力を正常に保つためにも海藻を食べることは大切です。マクロビオティックの考え方では、海藻には自律神経を正常に保つ・肝機能を向上させる・免疫力アップ・血液の浄化などの効能が期待できると言われています。海藻と言えば昆布、わかめ、ひじきなどが含まれますが、マクロビオティックではその中でも最も陽性が強いとされるひじきを今回は取り上げてみたいと思います。特にひじきには、鉄分・カルシウム・カリウムが多く含まれています。そして低カロリーなので、ダイエット中で貧血気味という方や便秘気味の方にはぴったりです。乾燥されたひじきは長期保存もできるので、家にストックしておくと「おかずが足りない」という時にもすぐに使えて便利です。玄米にもよく合うので、マクロビオティックのレシピの幅が広がります。

マクロビオティックを始めると、ひじきに見た目がよく似た「あらめ」という食材を使うことがあります。見た目は似ていますが、あらめはコンブ科の海藻で主に伊勢志摩地方で採集されるのに対して、ひじきはコンブ科ではなくホンダワラ科の海藻です。あらめは他の海藻とは異なり養殖しずらいために、スーパーマーケットなどでは売っていない場合が多く、自然食品の店などで購入できます。ひじきよりもクセが少なく、食感も少し異なります。あらめが手に入ったら、ひじきと同じように調理して召し上がっていただけます。 また一口にひじきと言ってもいくつか種類があります。大きく分けると、部位により2種類あり、ひじきの葉の部分を使った柔らかさが特徴の「米ひじき」と、茎の部分を使った歯ごたえのある「茎ひじき」です。この他に、冬の間の若いうちに採集した「寒ひじき」というものもあります。効能はあまり変わりませんが、食感は大きく異なるので、好みによって使い分けてみるのもおすすめです。

解毒&免疫力アップに!「ひじきとこんにゃくの煮物」のレシピ

では、ひじきを使った常備菜を作ってみましょう。マクロビオティックを始めて「体調が良くなった」「疲れにくくなったという方も多くありますが、陰陽などマクロビオティックの基本的な考え方を知り、正しく続けることが大切です。マクロビオティックを始めたばかりの方だど、覚えることが多くて疲れてしまうこともありますが、そんな時に役立つのが「常備菜」です。玄米ごはんなどマクロビオティックの定番レシピにも良く合いますし、作り置きもできるので、時間のある時にまとめて作っておくととても重宝します。今回は、ひじきと同様にデトックス効果の高いこんにゃくを組み合わせました。

<材料(作りやすい分量)>

こんにゃく1/2枚、ひじき25グラム、ごま油小さじ1~2、しょうゆ大さじ2、水適量

<作り方>

1ひじきはさっと洗ってから、水に浸して戻しておく。柔らかくなったら、ザルにあげて水気を切る。

2こんにゃくは塩でもみ、熱湯で茹でて臭みを抜いておく。

3鍋にごま油をひいて熱し、こんにゃく・ひじきの順に加えてさっと炒める。

43の鍋にひたひたになる位の水としょうゆを加えて、蓋をして蒸し煮にする。

55~10分ほどしたら蓋を取り、水気が飛ぶまで加熱する。

にんじんの由来と品種

昔、にんじんと言えば子どもの嫌いな野菜の代名詞でした。今は品種改良が進んで甘みが増して食べやすくなり、めでたく子どもたちの「好きな野菜」に昇格。栄養価が高く、マクロビオティックでも登場頻度の高い根菜です。特にカロテンが含まれて陽性度が高く、臓器を温めたり貧血予防や造血に効果があります。マクロビ風「にんじんしりしり」で、にんじんの栄養とおいしさをたっぷりどうぞ。

まず、にんじんのプロフィールをおさらいしてみましょう。原産地はアフガニスタン。トルコを経てヨーロッパに伝わった西洋種と、アジア東方に伝わった東洋種があります。日本には江戸時代に中国より金時にんじんで知られる東洋種が伝わっていましたが、栽培が難しいことから、明治以降は西洋系品種が主流になりました。

西洋系にんじんはオレンジ色で、甘みもカロテンも豊富に含み、五寸にんじんとも呼ばれます。その他の品種として、東洋種の京にんじん「金時」、沖縄の在来種「島にんじん」、黄色い品種「金美」、ベビーにんじんと呼ばれる「ミニにんじん」、表皮が紫色の「紫にんじん」などがあります。年中市場に出回っていますが、にんじん本来のおいしい時期は4〜7月(春夏にんじん)、11月〜12月(冬にんじん)です。

免疫力を高めるカロテン

マクロビオティックでいうと、にんじんは陽性も強く、陰性も強い野菜。陽性ファクターは、造血に役立つカロテンです。野菜の中でも人参のカロテン量はずば抜けて多く、1/2本で1日のビタミンA必要量が摂取できるほど。カロテンは免疫力を高め、皮膚や粘膜を強くし、ガン、心臓病、動脈硬化などに効果があると言われます。

このカロテン、油と一緒に摂取すると吸収がよいので、炒めたり、油揚げと合わせて調理するのがおすすめです。また、にんじんはアスコルビナーゼというビタミンCを壊す酵素を含んでおり、意外といたみやすいため、必ず酸や塩で締めて下処理をしてください。栄養は皮の部分にたっぷりつまっています。ぜひ無農薬のものを皮ごと食べましょう。

マクロビ風「にんじんしりしり」の作り方

沖縄の郷土料理、にんじんしりしりはにんじんを千切り(シリシリー)にして、シーチキンや卵と一緒に炒めたもの。にんじんの甘みが引き出されると大人気のレシピです。マクロビレシピでは、シーチキンも卵も入れません。ごま油とひまわりの種をアクセントにして。このシンプルさ、やみつきになりますよ。

<材料>2人分
にんじん 100g
ひまわりの種 大さじ1
ごま油 大さじ1
自然塩 少々
しょうゆ 少々

<作り方>
1.にんじんは洗って、斜め薄切りにしてから、千切りにする。

2.厚手の鍋にごま油を温め、にんじんを入れて炒める。

3.にんじんに十分火が入ったら、塩と香りづけのしょうゆで味をととのえ、ひまわりの種を加えてざっと混ぜ合わせる。

まとめ

ひじきの常備菜は、梅や梅酢を加えてアレンジするのもおすすめです。美味しく海藻を摂取したいですね。

炒めないでサラダにする場合は、千切りにんじんを塩少々加えた熱湯に通します。レモン汁大さじ1.5、自然塩少々、オリーブオイル小さじ1を合わせたドレッシングで和えれば、簡単にんじんサラダの出来上がり。食べる直前に黒ごまをふるのがマクロビ流です。

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