胃にやさしいマクロビおかず「夏野菜のあんかけ」の作り方

冷え性改善料理

季節の変わり目などに、疲れやだるさ、眠気などに襲われることがあります。外食が続いたり、食べすぎたりして内臓が疲れきっているのかもしれません。なるべくなら体の不調を持ち越さず、健やかに過ごしたいものです。マクロビオティックではそんな時、疲れた胃腸をいたわる食材「くず」をおすすめします。万能栄養食品くずの効能と、くずを使った夏のレシピをご紹介しましょう。

体を守るくずの栄養

葛根湯でおなじみのくずは、マメ科の野草です。そのくずの根からでんぷん質を取り出して乾かしたのがくず粉。涼しげな和菓子やわらび餅でもおなじみですね。日本では古くから薬として使われ、さまざまな漢方薬に用いられてきました。なかでも胃腸を整える、血液を浄化する、体を温めるなどの作用で知られています。腸壁に優しく付着し、体に適度な水分と良質のエネルギーを補給してくれます。

くずに含まれる栄養素にはフラボノイドがあります。これは血管を拡張する作用や神経系を安定させる働きがあり、冷え性や高血圧に有効とされています。もう一つの栄養素サポニンは、血管に付着するコレステロールを取り除く、血液中の脂質を減少させるなどの働きがあり、アンチエイジングにも役立ちます。また、イソフラボンも含まれているので、ホルモンバランスの安定に効果があります。

くずを使った食箋レシピ

マクロビオティックの代表的食箋に、くずの微熱を取るパワーを利用した「くず湯」があります。本くず粉大さじ1に対して水1カップを鍋に入れて溶き、塩小さじ1/10を加えて強火でよく混ぜます。くずのとろみがつき、色が透明になってきたら完成。風邪かな、と思ったら、中庸の作用を持つくず湯を飲んでおきましょう。体が温まり、発汗・解熱が促されます。

下痢や整腸に効くのが「くず練り」です。こちらは水1カップに対して本くず粉を大さじ3以上の割合。くず湯より濃度が濃いので、陽性度を高めた作用にし、お腹の調子を整えます。その他、くずには、けいれんをしずめる、血圧を下げる、頭痛を解消する、悪酔いを予防する、更年期障害を緩和するといった働きがあります。不調に悩む人は、積極的にくずを料理に用いてください。

マクロビおかず「夏野菜のあんかけ」の作り方

食欲のない時にも不思議に食が進むのが、あんかけ。マクロビオティックではとろみづけに片栗粉を使わず、くず粉を使います。くずあんの作り方を覚えて、バラエティ豊かなマクロビ風あんかけ料理をお楽しみください。

<材料>(2〜3人分)
きゅうり 2本
豆腐 1/2丁
しめじ 1/2パック
干し椎茸 3個
人参 30g
針生姜 3g
ごま油 大さじ1

だし汁(干し椎茸を煮出す) 1/4カップ
塩 小さじ1/4
くず 大さじ1
醤油 大さじ1

<作り方>
1.豆腐は水で洗い、さらしなどで包んでざるで水切りする。

2.豆腐は1センチ角大に切り、きゅうりは1センチ長さの小口切りにし、干し椎茸は戻してそぎ切り、しめじは石づきを取ってバラし、人参は薄いいちょう切りにして軽く塩をふっておく。

3.だし汁、塩、くず、醤油を合わせておく。

4.中華鍋にごま油を温め、干し椎茸、しめじ、人参の順に炒め、人参が透き通ってきたら、豆腐、針生姜を加え、3をかき混ぜながら鍋肌から加えてよくからめる。最後にきゅうりを加え、軽く火が通ったら火を止める。

まとめ

市販されたくず粉の表示に注意しましょう。表示はくず粉でも、中身がじゃがいもでんぷんの場合があります。じゃがいもはくずと逆に、体を冷やす作用があるので気をつけてください。

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