疲れた時のおやつに「ドライフルーツのスパイス煮」「豆腐クリーム」

疲れたときのマクロビレシピ

「疲れた時には甘いもの」はマクロビオティックではNG?

1日3食のほかに、デスクワークや身体を動かして疲れた時にはおやつや間食を食べたくなりますね。そんな時、どんなものを選んでいますか?一般には「疲れた時には甘いものを食べる」という方も多いですが、マクロビオティックではどうなのでしょうか?マクロビオティックの料理を食べ始続けていると「身体の調子が良くなった!」という声をたくさん聞きますが、せっかくマクロビオティックを実践するなら、おやつや間食にも気を配りたいですね。まず一般論として疲れてくると、身体はエネルギー不足を感じるため本能的に糖質(=身体のエネルギー源になる)を欲すると言われており、なかでもすぐに吸収される砂糖を欲するという訳です。

ただここで砂糖の入った甘いお菓子を食べると、身体がその反応を覚えてしまい「疲れると甘いもの」という習慣から抜け出せなくなってしまいます。こうして甘いものが無くては生活できなくなり、甘いものに依存するようになるのが「低血糖症」という症状です。低血糖症は、インスリンという血糖値を下げるホルモンが正常に働かなくなり常に血糖値が低くなるために起こる病気です。マクロビオティックではその原因を「動物性食品(脂肪)の過多」と「糖質の種類が間違っている」ことが原因と考えています。「糖質の種類が間違っている」と書きましたが、甘いものが全て悪いのではなく、食べ過ぎたり質が悪いことが健康を害しているということです。質という意味では、精製された白砂糖や身体を冷やすサトウキビが原料のものではなく、摂ってもよい甘みは芋類や穀物などの自然な甘みやドライフルーツなどの素材に甘みとされています。これらは「多糖類」と呼ばれ、たくさんの分子が複雑にくっついている糖質であるため、白砂糖のように急激に血糖値を上げることはありません。

 マクロビオティックレシピ「ドライフルーツのスパイス煮」の作り方

では、マクロビオティックのレシピでおやつを作ってみましょう。今回はドライフルーツを紅茶やスパイスで煮込んだ「ドライフルーツのスパイス煮」をご紹介します。そのままいただくのはもちろんですが、ジャムのようにパンに塗ったり、豆乳ヨーグルトに混ぜたりしても美味しくいただけます。冷蔵庫で1週間位保存できるので、作り置きにもおすすめです。加えるスパイスについて、今回はシナモンを使っていますが、ナツメグや八角など好みのものを使ってください。スパイスの香りが苦手な方やお子さん向けに作る場合は、スパイスは使わなくても構いません。

<材料>

ドライフルーツ(レーズン、カレンズ、いちじくなどお好みのものでOK)カップ1杯、しょうがスライス2枚、紅茶の茶葉ティースプーン1、シナモンパウダー少々、メープルシロップ(お好みで、なくてもOK)、水100㏄

1熱湯を沸かし、紅茶の茶葉を入れて数分置く。濃いめの紅茶を用意する。

2鍋にシナモン以外の全ての材料を入れて、水分が少なくなるまで煮込む。

3最後にシナモンを加えてひとまぜする。

生クリームの代用に、マクロビオティック「豆腐クリーム」

マクロビオティックでは、基本的に動物性の食材や、おやつに白砂糖は使いません。例えばケーキの定番として「イチゴのショートケーキ」や「シフォンケーキ」などがあり生クリームがたっぷり使われていますが、こういったものを食べたいと思ったらどんな素材で代用するのでしょうか?そんな時によく使われるのが「豆腐クリーム」です。豆腐をベースにしてクリーム状に練ったものです。ケーキだけでなく、パフェやあんみつ、ディップや果物などに添えるのもおすすめです。さらにお菓子だけでなく、料理にも幅広く使うことができます。豆腐クリームは、マクロビオティックの定番レシピのひとつです。

グラタンやシチュー、カルボナーラスパゲティなどにも生クリームを使いますが、マクロビオティックを実践している方でも、たまにはクリーミーなものを食べたいなと思う時があると思います。そんな時にも、豆腐クリームのレシピを覚えておくと料理のバリエーションが広がって重宝します。豆腐の主原料は、ご存知の通り「大豆」。大豆には「大豆イソフラボン」が含まれていて、これは女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」と似た働きをするために、美肌効果も期待できます。マクロビオティックの料理が美味しくなって、お肌にもいいなんて女性には嬉しいことばかりですね。

 マクロビオティックの定番レシピ「豆腐クリーム」

いろいろな料理に使える豆腐クリーム、ぜひマスターしましょう。豆腐は、絹ごし豆腐でも木綿豆腐でもどちらでも作れますが、仕上がりのなめらかさや食感が若干異なります。自分の好みに合わせて選んでください。この豆腐クリームがあれば、コンソメや塩コショウなどを加えて、ホワイトソースを作ってグラタンやドリアなども簡単に仕上げることができます。生クリームを使ったレシピよりもあっさりとしていて、マクロビオティックを実践している方だけでなく、ダイエット中の方などヘルシー志向の方やお腹が弱い方やお子さん、お年寄りなどにもおすすめです。また、おやつ用に豆腐クリームを作る場合は、予めメープルシロップや甜菜糖、りんごジュースなどを加えて甘みを付けておくのもいいですね。まず今回は、基本となる豆腐クリームのレシピをご紹介します。

<材料>

豆腐:200g、なたね油:大さじ1/2、塩:ひとつまみ

<作り方>

1.豆腐はしっかり水切りをしておく。(しっかり水切りをするのがポイントです。水切りがきちんと出来ていないと、保存している間に水分が出て傷みやすく、味が変わってしまいます。)

2.フードプロセッサーに、豆腐・なたね油・塩を入れてなめらかになるまでしっかりと撹拌する(目安として3分程度)。

 まとめ

マクロビオティックでは白砂糖や、バターや牛乳などの動物性食品はないことは知っていましたが、ドライフルーツだけで甘みをつけたおやつレシピは、ヘルシーでとても美味しそうだと思いました。好みのドライフルーツで作ってみたいと思います。

豆腐クリームはフードプロセッサーがあれば簡単に作れるマクロビオティックの代表的なレシピ。ぜひ覚えて、おやつだけでなく料理にも使っていろいろとアレンジしたいですね。非加熱で作るレシピなので豆腐屋さんなどで売っている、出来るだけ添加物の少ない出来立ての美味しい豆腐を使うと、美味しい豆腐クリームができます。素材にもこだわって作ると、マクロビオティックの料理の理念にも重なって、心身にやさしく美味しい味になりそうです。

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