熱中症対策に効くマクロビレシピ「ひえのリゾット」の作り方

マクロビオティック実践

夏に年々患者数が増えているという熱中症。脱水、頭痛、吐き気、けいれん、めまい、発熱など、さまざまな症状を引き起こします。体温調節がうまく働かなくなり、体に熱がこもってしまうのが原因です。それでなくても夏の高温多湿には体力を奪われがち。普段から、ビタミンやミネラルたっぷりの食事をとり、規則正しい生活を送ることが大切です。熱中症対策に役立つ知識、予防に役立つマクロビレシピをご紹介しましょう。

熱中症の予防と対策

熱中症を予防するには、暑さに負けない丈夫な体をつくることが大切です。それには日頃から適切な食事で栄養をしっかりとって、良質な睡眠を確保すること。暑いからと冷たい清涼飲料水やアイスクリームを食べ過ぎると、胃腸を極端に冷やしてしまい、夏バテにつながります。夏バテ気味で疲労がたまると、それが熱中症の要因となります。

熱中症は血液など体内の器官がオーバーヒートして起こる症状です。予防をするには、質量ともに良好な血液をキープすることが大事。血液をきれいにする食べものを摂るように心がけましょう。例えば、きゅうりやトマト、なす、ゴーヤなど夏の野菜は、体の中に溜まった熱を外に出す力を持っています。清涼飲料水代わりに食べることをおすすめします。

熱にやられてしまったら、なるべく早く体温を下げ、脱水症状を緩和しましょう。体温は1度上がっただけでも基礎代謝量が7%増え、生命の活性に必要な微量ミネラルは激減してしまいます。マクロビオティックの応急処置としては、醤油や塩を入れた番茶、大根おろし汁を入れた醤油番茶がありますが、ビタミン・ミネラル豊富な食べもので、未然に予防することが重要です。

ミネラル補給に雑穀を

ビタミン・ミネラルが豊富な食材として注目を集めているのが、あわやひえ、きびといった雑穀です。最近は日本古来の雑穀に加えて、南米のキヌアやアマランサスなども高い効能が認められてきました。なぜここまで雑穀が人気になったのでしょう?日本人が毎日食べている白米は、精米過程で胚芽やぬかを取り去るため、ビタミンやミネラルが不足しがちです。一方の雑穀はビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどが豊富に含まれます。

あわやひえ、きびなどの雑穀は米より陽性度が高く、でんぷん質が少ないぶん、ビタミンやミネラルが豊富です。なかでもひえは亜鉛と食物繊維が豊富な上に、鉄やカリウムも豊富に含んでいるので、ミネラルの補給に最適です。白米に比べると、食物繊維は約8倍、マグネシウムは約5倍、鉄分は約2倍、カリウムは約3倍と栄養たっぷり。雑穀はご飯に混ぜて食べることが多いようですが、マクロビオティックでは雑穀そのものを使い、リゾットやおかゆ、スープのように、少し陰になる調理法にします。

マクロビレシピ「ひえのリゾット」の作り方

加えるキノコはマッシュルームでも椎茸でも、お好みのものを。クコの実は彩りのために加えますが、これもビタミン・ミネラルが豊富なスーパーフードです。カロテノイドやビタミンB1、レノリン酸、アミノ酸、鉄分、カルシウムなど美容と健康に役立つ成分がたっぷり。日々の元気のために、お料理に加えてみてはいかがでしょう。

<材料>(2人分)
ひえ 1/2カップ
玉ねぎ(みじん切り) 70g
好みのキノコ 適量
ごま油 大さじ1
塩 小さじ1/2
だし汁(昆布の水だし) 2カップ
クコの実 大さじ1
練りゴマ 大さじ1/2

<作り方>
1.ひえは水が澄むまでていねいに洗い、水けを切っておく。

2.厚手の鍋を温めてごま油を入れ、玉ねぎをしんなりするまで炒める。

3.2にひえを炒め合わせ、キノコも加える。塩、だし汁、クコの実を加えて木べらで混ぜながら強火で炊き、沸騰したら弱火でとろみが出るまで10分くらい煮込む。

4.火からおろして10分蒸らし、最後に練りゴマを混ぜ合わせる。

まとめ

冷えや便秘、夏バテ。不調は体からの大事なサインです。日頃から食べるものには気をつけて、熱中症にならないようにしましょう。薬に頼る前に、まずは食べることで体をととのえたいですね。

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