未病やアレルギー対策にも、マクロビレシピ「陰陽重ね煮」

アミノ酸を補う!食物繊維たっぷりマクロビおかず

マクロビオティックの「陰陽」

マクロビオティックでは陰陽をとても大切にします。マクロビオティックの初心者の方は、食材の陰陽や自分の体質、季節ごとの陰陽を知ることが重要です。例えば、ゴボウやにんじん・蓮根などの地中に育つ根菜類や秋冬の野菜、寒い地方で育つ野菜には身体をあたためる陽性のものが多く、逆に、トマトやキュウリ、ナスなどの地上で育つ葉物野菜や果実類、春夏の野菜、温かい地域で育つ野菜には身体を冷やす陰性のものが多く含まれています。また、マクロビオティックでは動物性食材はあまり口にしませんが、肉などは極陽性と極めて陽性が強く、白砂糖などの甘味は極端な陰性とされています。お肉を食べた後に、デザートとして甘いお菓子が欲しくなるというのは、お肉で極端な陽性に傾いた身体を中庸に戻そうとして極端に陰性のものを身体が欲する現象であり、本来であれば陰性でも陽性でもない中庸のものを中心に食べるのが望ましいのに、陰性と陽性の間で大きく揺れ動いてしまうため身体への負担が大きいとされます。こうした現代社会でよくある食べ方も、マクロビオティックの陰陽の中でしっかりと説明することができます。

日本のマクロビオティックでは、どちらかと言えば陽性のレシピが多いのですが、筋肉量が少なかったりほとんど運動をしていないために冷えやすい体質の方が多いことにも、関係しています。もちろんそうした方に対しては、マクロビオティックの陽性のレシピはとても効果的です。しかし、夏場などの気温の高い時や筋肉量や運動量が多い男性などにとっては、同じような陽性の料理を食べ続けることはあまりおすすめできません。身体がすでに陽性に傾いている方などは、陰性のものを食べることによって、身体が中庸になります。中庸というのが、最も健康に過ごしやすい状態であり、常に陰陽のバランスや「中庸になっているかどうか」ということを意識することが大切です。

 マクロビオティックレシピ「陰陽重ね煮」

そんなマクロビオティックの陰陽の考え方を踏襲した煮込み料理がありますので、「陰陽重ね煮」としてご紹介します。このレシピは食材の特性を生かして調理するため素材本来の味を引き出しやすく、調理科学の点から見ても優れています。マクロビオティックの実践者だけでなく、マクロビオティック実践者以外の方にもおすすめです。陽性の強いものを上に、陰性の強いものを下にして重ねて、少量の水を加えて蓋をして蒸すというものです。例えば、下からキノコ類、海藻類、葉物野菜・果菜類、いも類、根菜類、肉・魚類という順番になります。

<材料(2~3人分)>

蓮根150グラム、ゴボウ150グラム、にんじん50グラム、しめじ50グラム、塩ひとつまみ、白ごま少々

<作り方>

1蓮根はいちょう切り、ゴボウはささがき、にんじんは薄切り、しめじは石づきをとりほぐす。

2厚手の鍋を用意して、しめじ・にんじん・ゴボウ・蓮根の順に重ねて、塩と水少々を加えて蓋をして蒸し煮にする。

35~10分加熱して、火をとめる。器に盛りつけて、白ごまをふる。

 まとめ

野菜がたっぷり入って、身体が芯からあたたまる味わい深いレシピです。塩の代わりに、しょうゆや味噌で味をつけるのもおすすめです。

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