家族の健康維持に!梅を使ったマクロビレシピ2選!

アミノ酸を補う!食物繊維たっぷりマクロビおかず

マクロビオティック流「梅干し」の選び方

マクロビオティックの定番「玄米ごはん」には梅干しがよく合いますね。昔から「1日1個の梅干しで医者要らず」とも言われるほど効能があり、日本を代表する伝統食のひとつです。梅干しは6月頃に収穫した青梅を、塩で漬け込み、天気の良い日に干すという作業で作られ、昔は各家庭で当たり前に手づくりしていました。もちろん日本の伝統食を自分で手作りすることは素晴らしい体験で、安心・安全な食にもつながるのですが、梅干しを漬け込むための保存場所が無かったり、それだけの時間が無かったりとなかなか梅干しづくりを試せないという方もいらっしゃると思います。現在は、スーパーなどでも手軽に購入することができるので、まずは手軽に市販品を取り入れるのもひとつの方法です。ただスーパーなどに行くと価格や種類もさまざまで、どんなものを選んだらよいのか迷う方もいらっしゃると思います。

そこで、マクロビオティック流の梅干しの選び方についてご紹介します。商品パッケージの裏面などにある原材料名の表示を確認すると、「塩だけで漬けられたもの」と「人口甘味料や着色料の入ったもの」の大きく2種類があります。本来の作り方では、いったん漬けて天日干しをするのですが、後者の梅干しだと添加物の危険性だけでなく、天日干しをしていない可能性があります。また、梅干しを漬けるのにポイントとなる塩ですが、安いものには自然塩ではなく精製塩を使っているものも多くあります。自然塩には人間が必要とするミネラルが豊富に含まれていますが、精製塩にはほとんど含まれておらず高血圧になりやすいなど健康被害の原因となってしまいます。また、梅は通常何度も農薬を散布して育てられます。商品をぱっと見ただけではなかなか見分けが付きませんが、無農薬や有機栽培のものにはその表示がしていある場合もあります。つまり、購入する際にはできるだけ「無農薬や有機栽培の梅を、自然塩だけで漬け込んだもの」を選ぶようにしましょう。ま自然食品の店などで求めるのがおすすめです。

 マクロビオティックレシピ「万能梅干しダレ」を作ってみよう

梅干しは通常その年のうちに出来上がりますが、2年・3年と時間を置くことで風味がやさしくなじみ、塩辛さが取れてきます。今回は、3年ものの梅干しと聞くと「手間がかかりそう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、作業自体は基本的に1年ものと変わりません。家のなかに保管するスペースがあれば、「1年もの」「2年もの」「3年もの」と分けて作って、味を比べてみるのもいいかもしれません。

<材料>

梅干し2個、白味噌小さじ1、練り白ごま大さじ2、水大さじ1

<作り方>

1梅干しは種を取り細かく刻む。

2ボウルに全ての材料を入れて、良く混ぜる。

黒焼きにして薬として利用

「梅干しの黒焼き」は、3年以上漬けた梅干しを長い時間焼いて炭にしたもの。昔から「起死回生の妙薬」と言われるほど、高い効能をもつ食箋です。低体温で冷え性、低血圧、低血糖。そんな人は塩分不足かもしれません。毒消しや発熱を抑える消炎作用もある「梅干しの黒焼き」で、体の不調を吹き飛ばしてしまいましょう。

疲労回復、鎮痛、血液サラサラ効果、胃腸強化、糖尿病予防。梅干しというだけでもさまざまな効能があるのに、それを黒焼きにするとどうなるのでしょうか。黒焼きにすると炭になります。炭素は元素の中でも極端な陽性であるため、梅干しの黒焼きは極陽性の食べものということになります。もともと中国では食べるものではなく、炭化させて漢方の生薬の1種として使われていました。

つまり、黒焼きにすると梅干しの効能がより強まり、老化防止や免疫力アップが期待できるというわけです。粉にして飲むと、少量でも冷え性、下痢、風邪、インフルエンザなどに効果があります。歯肉炎、歯周病、歯茎の腫れなどには、梅干しの黒焼きをすりこむのがおすすめです。体の細胞を活性化して脳の老化を防止する働きもあるので、認知症予防にも役立つでしょう。また、極陰性の放射能対策にも対応できるのではないかと考えられています。

本来「梅干しの黒焼き」はO157や赤痢、疫痢など、出血や発熱を伴う激しい下痢の手当て法です。梅干しの強酸(殺菌力)と、塩分を黒焼きにしたことによる極陽性とが相乗的に働き、極陰性の下痢症状を緩和するのです。それほど非常に強いものなので、湯に溶かして飲むと胃腸をあらす可能性があります。必ず葛湯に混ぜてとるようにしましょう。また、幼児には飲ませないでください。嘔吐や塩分過多の原因となります。

万能薬「梅干しの黒焼き」の作り方

「梅干しの黒焼き」は、昔は20時間以上もかけて炭火で焼いてつくっていました。現代の家庭でそのような本格的な黒焼きをつくるのはむずかしいでしょう。そこで考えられたのが、土鍋を密封して使用する方法。遠赤外線効果でじっくりと焼けます。なお、梅干しは手作りしたものがベストです。市販の梅干しには添加物が入っていることがあり、それを黒焼きにして炭化させると、化合物が化学反応を起こす可能性があります。

<材料>(1回分)

梅干し 適量

<作り方>
1.土鍋に梅干しを隙間なく一段に並べる。鍋蓋の穴と、鍋と蓋の隙間に小麦粉を練ったものをはりつめて密閉し、4〜5時間とろ火にかける。

2.種を取り除いてすり鉢ですり、ふるいにかけて完成。陶器かガラスの容器に入れて保存する。

<飲み方>
鍋に葛粉小さじ1を入れ、水1カップを加えてよく溶かす。中火にかけて加熱し、煮立ってきたら弱火にし、葛が透明になり、とろみが付いてくるまで煮る。この葛練りに梅干しの黒焼きを少しずつのせ、包みこむようにしてスプーンで分服する。

 まとめ

今回ご紹介した万能梅干しだれは、蒸し野菜や焼いた厚揚げに乗せるととても美味しいです。また酢やメープルシロップ、なたね油などを加えてドレッシングにするのもおすすめです。白練りごまの代わりに、ピーナッツペーストなどでも代用できます。いろいろとアレンジができますので、まずは基本のレシピで作ってみて、それから自分好みの味を見つけてみてくださいね。

初めて飲む場合は、黒焼きを耳かき1〜2杯から徐々に増やし、小さじ軽く1杯くらいまで増やして慣らすようにしてください。健康のため、生理痛や冷えを改善したい場合は1日1杯を目安に、風邪で熱の高い時は1日2〜3回飲むとよいでしょう。なお、「梅干しの黒焼き」はつくるのに大変な手間がかかります。つくる時間がないという方は、市販品を利用すると便利ですよ。

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