冷え性や貧血改善レシピ「よもぎ団子」「ゴボウの梅煮」の作り方

冷え性改善料理

冷え性とは

一般的な基準だと、冷え性とは体温が36℃以下の人のことを指します。若い女性のなかには、体温が35℃台という方も多いようですが、理想的な体温は36.5℃。体温を測ってみて「冷え性」に当てはまる方は、早めに改善したいものです。また、わきの下で測った温度と、他の場所で測る温度とでは一般的に温度が異なります。例えば、心臓から最も遠い手先足先が冷えているという方はいませんか?「末端冷え性」という言葉もありますが、これは足先の体温が29℃以下の人のことです。冷え性を感じない人でも、足先の体温は30~32℃くらいの人は多いそうです。ちなみに、こうした温度は、表面温度計を使って測ることができます。機会があればぜひ測ってみてください。

マクロビオティックの知恵

冷え性は、長年の生活習慣が積み重なって現れてきたものです。そのため、温泉やマッサージなどへ行って一時的に温まってもすぐに冷めてしまうなど、そう簡単に改善できるものではありません。しかし、ほおっておくと血流が常に悪い状態になり、さまざまな不調や病気の原因となってしまいます。一般には、うっすら汗をかくような運動をしたり、身体を温める食事を取り添加物や砂糖は控えるなどといったことが、よく言われています。マクロビオティックでは、地面の下で育つ陽性の根菜類を食べることが大切とされています。薬膳などでは、ラム肉や鶏肉などの動物性の食材も陽性で身体を温める力が強いので良いとされていますが、マクロビオティックでは基本的には使いません。そこで、今回はマクロビオティックのレシピで根菜の常備菜をご紹介します。冷え性解消に韓国の伝統療法「よもぎ蒸し」が注目を集めています。薬効の多い野草、よもぎ。生命力にあふれた野草のパワーが、造血や血行促進、生活習慣病予防など、さまざまな症状を改善してくれます。冷えに効くよもぎを使ったシンプルな団子の作り方をご紹介しましょう。

冷え性の原因は陰性食品の食べすぎ

女性のおよそ7割が感じているという「冷え」。体や足先が冷えてなかなか寝つけない、夏でも靴下が手放せないなど、冷え性は思春期や更年期の女性に多い症状です。最近は特に、クーラーの効きすぎで夏でも体が冷えきってしまうことも。自律神経がうまく機能しなかったり、新陳代謝が悪化して血行不良になったりと、さまざまな要因が重なって冷えが起こります。

そもそも冷え性は、砂糖や果物、生野菜、香辛料、ジュース、アルコールなどの陰性食品のとりすぎが主な原因です。血が薄い上に、造血する食べものも少ないため、冷えの症状が出るのです。体を冷やす食べものをやめて、玄米ご飯に味噌汁、梅干しといった体を温める陽性食に変えましょう。体質を改善すれば、冷え性は必ず治ります。

冷え性に効く食べものとは?

冷え性から引き起こされる症状には、生理不順、貧血、不妊症、低体温症などがあります。たかが「冷え」と侮るなかれ、ですね。では冷え性を治すには、何を食べればよいのでしょう。まずは甘いものやジュースをやめ、血液循環を促進し、造血機能を高める食べものを積極的にとることが大事です。

造血を促進し、体を温める食べものには、黒ごま、にんじん、みそ、梅干しなどがあります。また、はとむぎ、れんこん、くるみ、ひじきなども循環器の機能を高め、体を温める作用があります。特によもぎは食用にも手当用にもなる万能野草。よもぎの乾燥葉で腰湯や足湯をすれば、体の芯までじんわり温まります。

体を温め、冷えを改善するよもぎの効能

よもぎはビタミンAや鉄、カルシウムなど、比較的陽性のファクターが多い野草です。冷えや貧血を改善し、よい血液をつくる良質のクロロフィルがたくさん。食物繊維も豊富で、レタスの約7倍もあります。デトックス効果も高く、草餅や団子にして食べると、造血、がんや糖尿病などの生活習慣病予防になります。

薬効の多い野草ですが、完全にアク抜きをすると薬効がなくなってしまいます。料理に使うなら、新芽や葉の先端1〜2センチの開いていない部分を。苦味が少なく食べやすいでしょう。お茶にして常飲すると、アルカリ性のきれいな血液に変わり、酸性体質の改善につながります。また、根の煎じ液は頭痛、腹痛、神経痛などの症状を緩和します。

浄血、造血に効く「よもぎ団子」の作り方

よもぎは葉のやわらかい春のうちに収穫し、軽くゆでて冷凍しておくと1年中使えます。ぜひ冷凍保存しておき、1年を通して食べてください。

<材料>
よもぎの茎と葉 ひとつかみ
米粉 100g
白玉粉 100g
水 120〜150cc

<作り方>
1.よもぎはゆでて水にさらし、よくしぼって、まな板の上に置き、細かくなるまで2本の包丁でたたく。

2.全体が細かくなったら、すり鉢に入れ、すりこぎで突くようにしてたたき、よもぎの繊維を断ち切る。ミキサーを使っても可。

3.2に米粉と白玉粉を入れて混ぜ、水を少しずつ加えながらこね、耳たぶくらいのやわらかさにする。

4.直径2センチくらいの団子に丸めて熱湯でゆで、浮き上がってきたら、さらに2〜3分ゆでて冷水にとる。好みできな粉をまぶす。

冷え性改善のためのマクロビオティックレシピ「ゴボウの梅煮」

ではマクロビオティックのレシピで「ゴボウの梅煮」を作ってみましょう。材料は、ゴボウ・梅干し・酒とシンプルです。ゴボウには、身体を温める作用と、食物繊維が豊富なことから体内に溜まった毒素を排出し、血の巡りを良くしてくれる働きがあるとされています。梅干しにも、解毒作用や身体を温める作用があり、ぴったりの組み合わせと言えます。材料がシンプルなので、梅干しの選び方も大切です。本来ならば自分で手作りしたものがベストですが、市販のものを利用する場合には添加物が入っていないものを使ってください。安いものには、人工的に熟成させたり、人工甘味料を使っているものも多くあります。原材料名を必ず確認するようにしましょう。作り置きしておけば、常備菜として、お弁当や箸休めなどにも活躍します。

<材料(作りやすい分量)>

ゴボウ:1本、梅干し:1個、酒:大さじ1、水:適量

<作り方>

1ゴボウは良く洗って、棒状に切る。

2鍋にゴボウと梅干し、酒を入れて、ひたひたになる位まで水を加える。

3沸騰したら弱火にして、落とし蓋をしてゴボウが軟らかくなり水分が少なくなるまで煮る。

4水分が少なくなってきたら、落とし蓋を取り、水分が無くなるまで煮詰める。

まとめ

このよもぎ団子は余計なものを入れない自然食ですので、時間が経つとかたくなってしまいます。その場合は、季節の野菜を具にしたすまし汁に入れて食べてもおいしいですよ。

ゴボウと梅干しを煮込んだ、身体があたたまるレシピです。食物繊維が多く消化を高める組み合わせなので、お腹の調子を整えてくれる効果も期待できそうですね、ゴボウも梅干しも、美味しいものを用意して作ってみたいです。

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