花粉症に効く!「にらのごま和え」「長ねぎのスープ」の作り方

卵を使わない玉子焼き風」

鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ。毎年春になると、花粉症の症状で苦しむ人が大勢います。花粉症は、花粉に対して異常反応を起こすアレルギーです。にらは花粉症に効く食べものの一つ。花粉症のメカニズムとにらのレシピをご紹介しましょう。マクロビオティックの食養生を実践すれば、花粉を含めた自然そのものと調和できる体づくりが可能になります。

花粉症のメカニズム

花粉症とは、花粉などのアレルゲンの接触によって起こるアレルギー反応です。今や国民病とも言われる花粉症。市販薬や対策グッズも年々増えているようです。花粉症を発症するのは、一般に遺伝的な体質が主な原因と言われていますが、本当は何が原因なのでしょうか?

一番の原因にあげられるのが食生活です。マクロビオティックでは、動物性食品や乳製品、砂糖類など、体内に老廃物を多く残す食べものを避けます。ファストフード、コンビニのお弁当、スナック菓子、肉、乳製品、砂糖、添加物入りのハム・ソーセージ。アレルギー体質を治す食生活のポイントは、まさにこうした腸内環境を乱す食品を避けることなのです。

花粉症は、腸内環境の劣化による体の免疫システムの狂いです。免疫システムを正常に戻すには、血液の質と体全体のコントロール機能を高めなければなりません。つまり腸内環境を改善し、小腸、肝臓、腎臓、副腎、自律神経の働きを向上させることが重要になってきます。

代謝が良くなるにらの効能

体質改善に有効な食べものは、葛、大根の葉、にんじんの葉、はとむぎ、にら、菊イモ、レンコン、自然薯など。なかでもにらはビタミンBが豊富で、血液の循環をよくし、体を温め内臓の調和をととのえてくれます。自律神経を刺激してエネルギーの代謝を高めるほか、副交感神経を優位にして消化を助けるため、胃もたれにも有効。風邪の予防や病後の回復にも効果があります。

にらは東アジア原産で、日本では古くから薬草として利用されてきました。野菜として食用されるようになったのは戦後からです。カロテン、ビタミンB2、C、カルシウム、カリウムなどを豊富に含む栄養価の高い緑黄色野菜です。硫化アリル(アリシン)という成分を含むため、匂いも強く、陰性なにらですが、陰が他の食材の陽を引っ張ってきて、さまざまな効力が発揮されます。

マクロビオティックの花粉症対策のお手当とは?

マクロビオティックで大切なことは、陰陽の考え方をもとにその人の体質や体調、季節に合ったお料理をつくること。マクロビオティックの料理を食べ始めて「調子が良くなった!」という方もたくさんいらっしゃいます。身体の調子を整えたい時に使うのが「お手当(おてあて)」です。「薬には頼りたくない」「根本的に体質改善したい」という時にもマクロビオティックのお手当は活躍します。今回は、花粉症対策の花粉症のマクロビオティックレシピをご紹介します。使う材料は身近な食材ばかりなので、よく分からない薬を飲むのに比べれば、不安に思う気持ちも少なくなります。その分効果が緩やかで、変化が実感できるようになるまでに1~2ヶ月くらいかかる場合もあります。その時の症状に応じて、使い分けてくださいね。

まずマクロビオティックのお手当で、花粉症対策に大切なことは、腸内の環境を整えることです。動物性の食材が多かったり、油分の多い食事を取ってたり、便秘が続いている方の場合は、腸が汚れている可能性が高いです。「腸活」「菌活」という言葉もブームになりヨーグルトなどの乳製品がもてはやされていますが、マクロビオティックでは基本的には動物性の食材は使いません。ヨーグルトはもともとは日本には無かった食べ物で、腸を冷やしてしまう可能性もあります。そこでおすすめなのが、ぬか漬けやお味噌などの発酵食品です。ぬか床にはたくさんの菌が含まれており、旬の野菜を漬けるだけで美味しく食べられます。お味噌は、私たちの食事の基本となるもので、1日1杯は味噌汁を飲むようにしたいものです。きちんと熟成された味噌で作るようにすると、良い菌をたくさん取り込むことができます。

マクロビ「にらのごま和え」の作り方

調理の際は、あまり火を加えすぎると硫化アリルが分散されて、消化促進やビタミンB1の吸収を助けるといった働きが弱まります。青い色が残る程度に、早めに火を止めること。なお、にらの根元の白い部分には硫化アリルが葉先の約4倍も含まれています。切り捨てないように。

<材料>
にら 1束
白ごま 大さじ2
しょうゆ 大さじ1と1/2
ごま油 適量

<作り方>
1.ニラは2cm長さに切る。フライパンを熱してごま油を温め、にらを塩少々でさっと炒め、蓋をして蒸し煮にする。

2.炒った白ごまをすり鉢でよくあたり、しょうゆを加え、食べる直前に1と和える。

マクロビオティックの花粉症対策のお手当「長ねぎのスープ」

花粉症対策としては、腸内の環境を整えることの他に、「身体を冷やさない」ことも大切です。身体が冷えると免疫力が弱まってしまい、その結果として花粉症が出やすくなるからです。身体を冷えから守るためには、白砂糖を取らない(お菓子を控える)ことや水分を控える(のどが乾いたら少量の水を飲む程度にする)ことも大切です。今回は、長ねぎをたっぷり使った身体を温めて免疫力をアップするスープをご紹介します。

<材料(2人分)>

長ねぎ:1本、しょうが:1片、しょうゆ:小さじ1~2、ごま油:小さじ1、塩:ひとつまみ、水:350㏄、

<作り方>

1.長ねぎは長さ3センチのぶつ切りにする。鍋に油を入れて熱し、長ねぎを香ばしく焼く。いったん取り出す。

2.鍋に再びうすく油をひいて、みじん切りにしたしょうがを炒める。水を加えて一煮立ちさせたら、1の長ねぎを加えて2~3分加熱する。

3.塩としょうゆで味をととのえる。

まとめ

腸が不調な時や貧血の人には、にら入り雑炊がおすすめ。花粉症を克服するためにも、春になる前から常食するとよいでしょう。花粉症を改善させたい人は、ぜひマクロビオティックを生活に取り入れてみてください。薬に頼らず、食を改善することによって、きっと症状は和らいでいきます。

シンプルな材料で簡単に作れるレシピですが、焼いた長ねぎが香ばしく、長ねぎをたっぷりといただけるレシピです。同じ作り方で、蓮根を使って作るのも美味しくいただけます。蓮根には気管支を丈夫にする効能があり、大き目に切ってもすりおろしても美味しくなります。また、切り方を少し変えても味の変化が楽しめますので、いろいろとアレンジして作ってみてくださいね。

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