ミネラルを補うマクロビレシピ「あらめの梅煮」の作り方

マクロビオティックでは、ミネラルたっぷりの海藻を積極的にレシピに採用します。血液やリンパ液を浄化する働きもあり、外食が多く、甘いものや脂っこいものが好きな人には特に食べていただきたい食材です。食材の中で陰陽判断をすると、海藻は穀物に次いで陽性です。心身を強くし、粘り強い精神を形成すると言われる海藻類。どのくらい食べれば適当なのか、またその栄養や効能、レシピのバリエーションについてご紹介しましょう。

ミネラルが不足しがちな日本人

本来、日本人は世界中で最も海藻を食べてきた民族です。これは、四方を海に囲まれているという事実の他に、カルシウム含有が乏しい土壌だったことが影響しています。欧米に比べると、日本の土壌で育つ水や野菜はミネラルが少なめなのです。さらに近年、化学肥料や農薬の使用によって、土壌のミネラルバランスはますます崩れています。ただでさえミネラルが不足がちな上に、食生活の変化によってミネラル量が減っているというのが現実です。

ミネラル摂取量が不足すると、カルシウム不足による骨粗鬆症や、鉄分不足による貧血やめまいの原因になります。その他、むくみ、肌荒れ、冷え、生理不順など、さまざまな症状を引き起こしかねません。コンビニ弁当や冷凍食品、加工食品の摂取が増えた現代の食生活では、ミネラル不足になっても当然と言えます。どうも体調がすぐれないという人は、一度食生活を見直してみましょう。

子宮をきれいにするあらめ

海藻には、健康な体に必要なミネラルが全て含まれています。鉄やカルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラルの他、食物繊維もたっぷり。特にひじきは海藻類の中で最も陽性で、ミネラルだけでなくタンパク質も豊富です。肺などの呼吸器、大腸、肝臓、胆嚢、血液の病気に欠かせない食材とされます。冬は煮物、夏は白和えやサラダがおすすめの食べ方です。海藻の中でも、長ひじきとあらめは、合わせて週2回は食べると良いでしょう。

あらめは昆布やわかめほどポピュラーではないものの、マクロビオティックでは比較的頻繁にレシピに登場します。わかめや昆布と同じ褐藻の仲間で、長さは50センチ〜1メートル。カルシウムは牛乳の12倍、食物繊維はゴボウの6.5倍、タンパク質は豆腐の11倍と、ひじき同様に栄養素の宝庫のような海藻です。効能として注目されるのは、子宮の浄化に良いとされる点。子宮内膜症をはじめとする生殖器のトラブル改善に不可欠と言われています。

マクロビレシピ「あらめの梅煮」の作り方

あらめの食感はわかめとひじきの中間くらい。梅やごぼう、れんこんとの相性が良く、さっぱりとした煮物に仕上がります。ごぼうやれんこんを加える場合は、玉ねぎを1/4個にして、玉ねぎと同量を目安に加えてください。玉ねぎは甘い香りがしてくるまで、じっくりとウォーターソテーします。

<材料>作りやすい分量
あらめ 15g
玉ねぎ 1/2個
梅干し 大1個
水 1カップ
醤油 小さじ1〜2

<作り方>
1.あらめは洗って、ざるに上げてふやかす。

2.玉ねぎは薄いまわし切りにする。

3.鍋に少量の水(分量外)を入れて中弱火にする。沸いたら弱火にして、2の玉ねぎを入れる。

4.玉ねぎがしんなりとしてきたら、1のあらめと梅干し、分量の水を加えて中火にする。沸いたら弱火にして蓋をし、10〜15分煮る。

5.鍋肌から醤油をまわし入れ、水分がなくなるまで煮切る。

まとめ

この「あらめの梅煮」は常備菜として作りおくと、お弁当のおかずにも便利です。冷蔵庫で5日ほど保存が可能です。れんこんを加えると多少時間がかかりますが、シャキシャキした食感とあらめの柔らかさが絶妙です。

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