マクロビ食の薬膳切干大根でデトックス

切干大根といえば「切干大根の煮物」を想像しますが、アイディア次第でレシピは無限に広がっていきます。ご飯と炊きこんだり、味噌汁やスープのだしとして、またサラダや和え物としてなど様々な料理に活用することができます。切干大根は少し使うだけで美味しい出汁となって、食事に深みと広がりを与えてくれる必須アイテムです。 切干大根は、栄養価も高く、美容食や薬膳として、幅広く使うことが出来きます。

切干大根に秘めた力

マクロビオティックでは、体を温めるものを「陽性」、冷やすものを「陰性」として、そのバランスをとるように食材を選びます。そして体調や季節に応じて素材を「調理」することを大切にしています。

大根は陽性と陰性のちょうど中間、「中庸」の性質をもちます。これは温めすぎず、冷やしすぎず、ちょうどバランスのとれた状態のものをいいます。これを「天日干し」という方法で加工し、「切り干し大根」へと変化します。天日に当てることで、太陽の熱という陽性の力が加わり、また、風と熱の力で「水」が少なくなり冷やす要素の「水分」がへることで、陽性に傾きます。この過程で、切干大根葉はやや陽性な「体を温めてくれる食材」に変化します。

栄養豊富な健康・美容食材

太陽と風の自然の恵みから作られた切干大根には、大根の栄養がギュッと凝縮されています。切干大根50gは生の大根一本(500g)にあたります。生大根と同じ重さの切り干し大根を比較すると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍にもなるというデータがあります。

ミネラルの宝庫

切干大根には、牛乳の4倍ものカルシウムが含まれています。カルシウムは歯や骨を丈夫にするだけでなく、動脈硬化や高血圧の予防・改善、筋肉のスムーズな動きにも必要なミネラルです。また緊張や興奮を緩和しイライラを抑えてくれます。

カルシウムに加えて、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、銅や亜鉛などのミネラルが含まれています。鉄分は貧血を予防したり免疫力を上げてくれます。さらに切り干し大根には、ビタミンB1、B2、葉酸、パントテン酸などのビタミンも含まれており、すべて生の大根の2~10倍ほどの量になります。食物繊維も多く、切り干し大根には生の大根の3倍ほど入っています。便秘の解消や美肌効果以外にも、コレステロールを体外に排出し、動脈硬化や、ガンを予防する効果もあることが分かってきました。(生の大根を干して切干大根にする際、「リグニン」(不溶性食物繊維)ががん予防に効果があると言われています。)

マクロビックの薬膳で体をリセットー切干大根茶

切り干し大根茶は、内臓にたまった古い脂肪を溶かす効果があり、マクロビオティックでは重宝される薬膳です。天日干しの切干大根を使った切干大根茶は想像以上に甘く、みなさん驚くはずです。

<材料>

・ 切干大根(1/2カップ)

・ 水(2カップ強)

<作り方>

1.さっと洗った切干大根を水に入れ、5分ほど置く。

2.分量の水を注ぎ中火にかけ、ふたなしで沸騰させた後、弱火で15~30分煮出す。

3.濾して、暖かいうちに煮汁を飲む。

<注意>

※冷蔵庫で2,3日保存可能です。飲む時は温めて飲みます。

※一日1~2杯、体調に応じて5~10日まで続けてOKです。

※利尿作用が強いので、体力が落ちたと感じるときには中止してください。

期待できる効能

過去に取った動物性食品が原因となり、体には老廃物がたまります、特に切り干し大根茶は、脂肪の排出効果が優れています。また肩こり、頭痛、生理痛の方、ニキビ肌、体臭に困っている方、また過食が止まらない方、ダイエットしたい方に最適です。排出する力が強いので、動脈硬化、血栓症、リューマチなど様々な疾患に効果が期待できます。またイライラや怒りっぽい、疲れやすいなど精神面での不調も改善してくれます。

まとめ

天然のサプリ、切干大根。栄養価の高さ、便利さ、そして添加物が入っていない安心さがあります。毎日のメニューの一つとして自分のため・家族のためにプラスしてみませんか?

※切り干し大根に限らず、乾物にはミネラルや食物繊維が豊富にに含まれますが、水溶性のため戻し汁・茹で汁も捨てずに使いましょう!

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