マクロビオティックスイーツ、マクロビスイーツとは、卵・乳製品・小麦粉・白砂糖を使用せずに作るスイーツをいいます。
糖尿病やアレルギーを始めとした食事制限をせざるを得ない人でも安心して食べられるスイーツであると同時に、マクロビオティックの実践をしている人が摂取しない食品の殆どを使用しないため、人気も非常に高くなっています。開発された当初は特定の企業が作る、いわば特殊な食品に含まれており、自分で作ることはかなり難しいものでした。
しかし近年になってマクロビオティックの考え方も広まり、作り方を教え合う土壌が「インターネット」という形で生まれたため、気軽に作れるおやつに変化しつつあります。
目次
マクロビオティックスイーツについてとワッフルの作り方-マクロビスイーツの種類
マクロビスイーツでは苦手な食材がない限り、非常に多くの種類を楽しむことが出来ます。
特に豆乳を使うスイーツが多く、クッキーやサブレ、プリン・ゼリーといった基本的なものから、タルトやスコーンといった食べごたえ十分なものまであります。これは近年、小麦アレルギーの人の為に作られた「米粉」が登場したためです。
米粉を使うことで、小麦粉と同様のレシピの料理を作ることが出来るようになりました。また全粒薄力粉などの、マクロビオティックで食べることが出来る全粒粉の入手も容易になったこともあり、マクロビオティック実践者が利用出来る粉類入手の問題が一気に解決しました。
現在は作れないスイーツのほうが少なくなりつつあります。
マクロビオティックスイーツについてとワッフルの作り方-ワッフルの作り方
ここからはマクロビオティックに対応したワッフルの作り方を見ていきます。
小麦粉の代わりとして利用するのはオートミールや米粉、全粒粉などがあります。他にも玄米ごはんの残りも使えます。あるいはマクロビに対応したホットケーキミックスの作り方を見て、大元となる粉を作っておくと、更に応用できる種類が増えます。
作り方は好みの粉・メイプルシロップ(きび砂糖や甜菜糖でも可)・水をしっかりと混ぜ、菜種油やごま油を適量塗ったワッフルメーカーで焼くだけです。
焼く方法は器具によって異なるため、取扱説明書通りに焼きます。
マクロビオティックスイーツについてとワッフルの作り方-ワッフルのアレンジレシピ
ご紹介したワッフルは甘いワッフルですが、醤油や海苔を使って食事用ワッフルを作ることも出来ます。
食事用ワッフルを作る場合は米粉や、玄米ご飯の残り等を使うと、更に食事に近づけることが可能です。ごまや雑穀、野菜を混ぜる方法もあります。
またアーモンドプードルやドライフルーツ、ナッツなどを混ぜると、別の甘さを引き出すことが出来ます。
ワッフルに乗せるソースや、一緒に飲むドリンクを変えても、別の楽しみ方があります。作ったジャムや果物を載せたり、ホット豆乳にメイプルシロップを入れると、普段とは異なる空間が作り出せます。
マクロビオティックスイーツについてとワッフルの作り方-まとめ
以前のマクロビオティックでは、甘いものは言語道断であり、本当に限られた食材による食事をしていました。
しかし現在では、マクロビオティック実践者が手軽に使用できる食材が増え、同時に料理の追求や研究をする人も増えています。
このことから、マクロビオティック実践中も甘い物も楽しもう、という考え方が浸透するようになりました。中でも人気なのは食事としても食べられるワッフルで、甘くしても甘くしなくても楽しめ、どちらでも食べやすいという部分がその理由です。