アンチエイジング効果・むくみ解消のマクロビ料理の作り方

「そばがき」「切り干し大根」のマクロビ簡単レシピ

マクロビオティックときのこ

湿度の高い日陰で生育するきのこは、植物ではなく、菌類に分類されます。陰陽で見ると、しめじやえのきだけ、しめじなど、生のきのこはいずれもカリウムが多く、極陰性の食材です。しかし、陰性が大きければ大きいほど陽性を吸収するため、太陽に干せばきのこは陽性に変化します。だから、干し椎茸やきくらげなど、マクロビオティックでは生よりも干したものの利用頻度が高いのです。

一般に、動物性食品や油脂使用の多い西洋料理にはマッシュルーム、中国料理には袋茸やきくらげ、日本料理には椎茸、しめじ、松茸などが使われます。きのこの陰性が動物性食品の陽性とバランスをとり、油脂の消化吸収を助けているわけです。たとえ動物性食品をとらなくなったとしても、過去にとった肉や魚によって作られた体質というものがあります。陰性だからと敬遠することなく、体質を改善するために、きのこを上手にとりましょう。きのこはビタミンB群が脂肪の代謝を促すので、油を使う料理に使うのがおすすめです。

きくらげの栄養と効能

老化防止に役立つと話題のきくらげは、担子菌類のきのこで、主に広葉樹などの朽木や切り株に群生します。ビタミン、ミネラル、不溶性食物繊維などを豊富に含み、動脈硬化や高血圧を予防する効果があるとされます。きくらげには黒っぽいものと白っぽいものがありますが、白きくらげは中国産が多く、「銀耳(ぎんじ)」と呼ばれ、薬膳料理で不老長寿や滋養強壮の食材とされています。黒きくらげは鉄分が多く含まれ、貧血予防になります。

干し椎茸やきくらげだけではなく、マクロビオティックでは切り干し大根、干し芋、干し柿、かんぴょう、春雨、高野豆腐など、乾物を使ったレシピがたくさんあります。乾物には干すことによるメリットが詰まっているからです。水分が飛ばされて腐りにくくなる他、太陽エネルギーを取り込んで味が深くなり、旨みや甘みも増します。ビタミンやその他の栄養素が凝縮され、合成され、プラスに働く変化が起こります。きくらげを使う場合も、生ではなく乾物を入手するようにしましょう。

マクロビレシピ「きくらげサラダ」の作り方

きくらげはきのこの仲間でありながら、乾燥した風通しの良いところにできるため、比較的陽性です。ここでは白きくらげを使いましたが、黒きくらげでも同様に使えます。陰を和らげるため、きゅうりは必ず板ずりをしてください。

<材料>2〜3人分
白きくらげ 5g
きゅうり 1本
ミニトマト 5個

(ドレッシング)
レモン汁 20cc
オリーブオイル 5cc
塩 小さじ1/2
胡椒 少々

<作り方>
1.白きくらげはぬるま湯でもどし、熱湯でさっと茹でて一口大にちぎる。

2.きゅうりは板ずりし、斜め薄切りにして冷蔵庫で冷やす。

3.ミニトマトを半分にカットして、冷蔵庫で冷やす。

4.きゅうりとミニトマトがよく冷えたら、1の白きくらげと一緒に器に盛り、ドレッシングであえる。

体の声を聞くマクロビオティック

体の中に老廃物を含んだ水毒がたまってできる「むくみ」。朝起きたらまぶたが腫れて、なんとなくだるい。そんな時は腎臓に負担がかかっているのかもしれません。腎臓をいたわるマクロビオティックの食養料理「小豆昆布」の作り方をご紹介しましょう。

マクロビオティックの基本は「食」です。動物性のもの、特に肉や魚はあまり食べず、無農薬、自然農法の穀物や野菜を中心とした食事をとります。肉や魚を食べないなんて、と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。食べてはいけないのではなく、なるべく避けて体を健康に保とうとするのがマクロビオティックの考え方です。

たとえば生活習慣病の一つ、腎臓病は食生活が大きく関わっています。肉や魚など動物性食品は体内で多量の老廃物を発生させるため、それらをろ過しなければならない腎臓に大きな負担がかかります。つまり、食べ過ぎれば、そのぶん腎臓の細胞が疲れてしまい、機能が低下してくるというわけです。このように、マクロビオティックの「食」は、体の声を聞くところから始まっています。

むくみの原因は腎機能の低下

飲みすぎた朝など、顔がパンパンにむくんでしまった経験はありませんか。顔やまぶたの腫れは、夕方になると水分が下がり、足がむくんできます。これは腎臓に負担がかかっているから。腎機能が低下することによって、水分の排泄がうまくいかなくなり、体内に老廃物を含んだ水毒がたまってしまうのです。

むくみの原因は食生活によるものが多く、特に精製糖を含む甘いもの、果物、コーヒー、アルコールといったカリウムの多い陰性食品を摂りすぎると、体内のナトリウムとカリウムの拮抗が崩れ、細胞間に水がたまりやすくなります。つまり、塩分が不足した状態に。その場合は心臓に影響を及ぼし、静脈血を心臓に戻す力を低下させるため、体の末端がむくんでしまいます。

腎臓の機能を改善する小豆

小豆は腎臓の形によく似ています。小豆に腎臓の働きを高める力があるのは、それと密接な関係があるのです。小豆の効用として第一に注目されるのが、利尿作用です。これは、小豆にサポニンが含まれているから。ファイトケミカルの一種サポニンは溶血作用や洗浄効果が高く、血糖値を下げ、コレステロール値を抑える効果があります。

また、小豆はカリウムも豊富なので、サポニンとの相乗効果によって、水分代謝を高めてくれます。だから腎臓の炎症を抑え、むくみを取り除くなど腎臓からくる不調を改善してくれるのです。さらに、体液の乱れやばらつきを整える働きがあり、体内組織を引き締め、緩んだ腸を締めてくれます。ミネラルも豊富で、貧血予防、便秘改善などにも効果があります。

むくみに効く「小豆昆布」の作り方

小豆に含まれるサポニンと食物繊維が腸を刺激し、排尿と便通を促します。陽性度の高い昆布を加えるので、陰性体質のむくみにおすすめです。朝手がむくむような陽性体質のむくみの場合は、小豆昆布の昆布は食べないでください。

<材料>
小豆 1カップ
昆布(1枚のまま) 小豆の1割
水 3〜4カップ
自然塩 小さじ1

<作り方と食べ方>
1.鍋に小豆と昆布、水を入れて火にかけ、煮立ってきたら弱火にしてコトコト煮る。

2.小豆が煮えたら、塩で調味し、煮汁がほとんどなくなるまで煮きる。

1日2回、茶碗に半分ずつ食べる。

まとめ

レモンの酸味が効いたドレッシングが爽やかな夏向けサラダです。白きくらげは手に入りにくい食材ですが、免疫力アップのためにできるだけ頻繁に取り入れましょう。デザートにも利用できます。

小豆昆布は小豆の他に、腎機能を高める食べものは、自然薯、黒ごま、れんこん、人参、マッシュルーム、にら、くるみ、ひじき、梅干しなどがあります。ちなみに、避けるべき食べものは、肉、魚、牛乳、卵などの動物性食品の他、陰性の強いナス科の野菜(ナス、ピーマン、オクラなど)、清涼飲料水、ドリンク剤、ケーキ、クッキー、アイスクリームなど。腎臓に負担をかける食べものはなるべく避け、腎臓をいたわってあげましょう。

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