新感覚マヨネーズでマクロビオティック

生野菜を食すにあたって、ほとんどの皆さんが真っ先に思い浮かべるのがマヨネーズでしょう。ドレッシングとは一線を画したこの調味料は、サラダ以外にも食生活のあらゆる場面で柔軟に料理のお伴として活躍しています。

ところでこの調味料は、マクロビオティックではどのように扱われているのでしょうか。メニューに取り入れられているとしたら、どんな料理に使われているのでしょうか?

マヨネーズはフランス生まれ?

マヨネーズの原型は、フランス料理のソースの一種だったと言われています。元々は肉料理に使われていたソースを、サラダに転用したのだとか。
日本ではまだ大正時代の1925年に、「キューピーマヨネーズ」が国産第一号として発売されて以来、およそ100年近くにわたって親しまれています。

その規格はJAS(日本農林規格)で定められており、使うべき原材料が細かく規定されています。
最も基本的な作り方によれば、原材料は卵黄もしくは全卵と、酢・塩・コショウなどの調味料。そしてもう一つがサラダ油などの食用油です。
マヨネーズはこれらの食材を決められたパターンで混ぜ合わせれば出来上がります。自分で作ってみると意外に簡単に、しかも予想外に美味しく作れます。

マクロビオティックとマヨネーズ

マヨネーズの原材料には、卵と食用油が欠かせません。しかしこの2つはマクロビオティックでは、摂取を控えるべき食材として扱われているはず。マヨネーズは実際にもマーガリンなどと同じ扱いで、食べない方が良い食品の一覧にリストアップされています。

つまり肉類や砂糖などと同じ立場だということは、厳格なマクロビオティックの実践者の間では、もはや食べ物ではないということでしょう。
では「マクロビオティック マヨネーズ」でネット検索すると、マクロビオティック向けのマヨネーズを使ったレシピがずらりと並ぶのは、一体なぜなんでしょうか?

やはりマヨネーズは身体に悪い?

マヨネーズには健康に良い点もあるのかもしれませんが、ここでは敢えて身体に悪いと言われている点にクローズアップしてみます。
マクロビオティックの視点から見ると、卵を使った料理は「陽性」が強過ぎて、陰陽のバランスを崩す恐れがあります。食用油の使用も同じです。
さらに、何よりも健康上問題になる要素が、マヨネーズに使われている油です。よほど素材にこだわった商品でもない限り、市販のマヨネーズに使われている食用油は高温処理されたサラダ油です。

こうした油には「トランス脂肪酸」が含まれており、その健康面での影響は発がん性や心臓病の原因になるなど、欧米を中心にかなりの問題になっています。
マヨネーズに含まれるトランス脂肪酸は、100g当たり約1.1gということで、もちろんサラダに少しかける程度の使い方であれば問題はなさそうです。しかし、このような食品がマクロビオティックの食事法で、すんなり許容されるとも思えません。

マクロビオティックでのマヨネーズの位置

マクロビオティック関連の食材を扱うショップでは、原材料にこだわったマヨネーズがいくつか見つかります。それでも品質が確かな商品は、わずか数種類だけと考えておいた方が良いでしょう。

しかしマクロビオティックにおけるマヨネーズの定義は、既存のマヨネーズとは全く違っていました。そのポイントは卵・食用油を使わないこと。メインの食材は豆腐や豆乳で、調味は酢や食塩で行います。
もしも油分が無くて物足りない時は、アマニ油やえごま油などの体調を整える油を少しミックスすると良いようです。作り方もとても簡単なので、サラダのアクセントに使ってみるのも楽しいでしょう。

まとめ

一般的にスーパーなどで手に入るマヨネーズは、健康を考えるとそのまま使うのは控えた方がよさそうです。マクロビオティックの食事法を正しく実践するなら、自宅でオリジナルの卵フリー・ノンオイルマヨネーズを作ってみませんか?

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