小豆をマクロビ食に積極的にとりいれよう

東洋医学には似類補類ということばがあります。似た形のものは似た形のものを補う、という考え方です。小豆は腎臓の形に良く似ています。小豆の腎臓への効果は昔から知られていました。小豆には利尿作用があり、むくみをとってくれます。また腎臓の炎症を抑え、ゆるんだ腸を引き締めてくれる役割があります。

小豆は腎臓に効く!

腎臓はとても小さい臓器ですが、大切な役割を担っています。腎臓機能低下によって起こる症状には、むくみ、冷え、疲れやすい、下半身の弱り、近視、不眠症、耳の不調、膀胱、副腎、生殖器、頭髪のトラブルなどがあります。精神面では、不安になりやすい、依存心が強い、臆病、怖がり、自己否定感が強いなどがあります。また腎臓の弱りは心身の「老化」とも直接関係しています。豆はこういった症状を緩和・改善してくれる身近な薬膳です。

小豆のすごいパワー

小豆には「プロビタミンC」というでんぷんで覆われているために、熱に強いビタミンが豊富に含まれています。そのため、体を冷やさずにビタミンCを効果的にとることができます。果物でビタミンCを補うと、果糖がたくさんはいっているために体を冷やしてしまいます。ビタミンCは「細胞と細胞をつなぐセメント」と言われています。新しい血を作り、血色をよくしてくれます。またコラーゲンを活性化する働きを持ちます。若々しい体作りには欠かせませんね。

また小豆には、ミネラルも豊富です。余分なナトリウムを排出してくれるカリウムが多いので、むくみ改善には欠かせません。カルシウムはどの穀物よりも多く、牛乳と同じ程度の量がはいっています。また鉄分に関しては、ホウレンソウよりも多く、冷え症、貧血改善に役立ちます。

小豆には玄米に匹敵するほどのビタミンB類も豊富に含まれています。糖質からエネルギーを取り出し、神経機能を正常にたもってくれるビタミンB1は炭水化物や糖質の代謝を助けてくれます。その結果、疲労を回復し、倦怠感や筋肉痛の改善にも役立ちます。

その他、小豆には脂肪代謝に欠かせないビタミンB2も入っています。老化や動脈硬化の予防に大切なビタミンです。髪の毛、爪粘膜を強化します。そしてタンパク質代謝に関係あるビタミンB6.は神経やホルモンの働きに作用し、精神の安定をもたらします。

小豆は、ファイトケミカルの一種として注目を浴びているサポニンも豊富です。あずきを茹でると出てくる泡がサポニンです。血中の酸化物質を流してくれ、血流をスムーズにします。そのため血糖値や悪玉コレステロール値を下げ、生活習慣病や冷え症を改善してくれます。

食物繊維も豊富で、サポニンとの相乗効果によって、排尿・腸からの排便を促し、便秘やむくみを解消してくれます。精製糖で作られたスイーツ、乳製品、コーヒーの飲みすぎ、便秘、アレルギー、シミ取りにも役立ちます。その他、カリウムも豊富でサポニンと一緒に働き、水分代謝を高め、摂りすぎた塩分を排泄したり、利尿効果・むくみの改善をします。小豆にはミネラルも多く含まれており、骨や歯の強化、貧血予防、便秘改善などにも効果が期待できます。タンパク質はもちろん、ビタミン、ミネラルも豊富な小豆は、体の免疫を高め風邪をひかない強い体を作る手助けをしてくれます。

まとめ

昔から日本人は、1か月に新月と満月の日、そして春分と秋分にはおはぎを食べたりして、小豆を日常に取り入れていました。地球環境の変化、様々な病気の流行、こんな現代を生きるにはまずは免疫力を高めることです。栄養ドリンクやサプリを飲む前に!先人の智慧を日常に生かしてみませんか?

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