マクロビオテックな食生活とメープルシロップの効果

マクロビオテックでは、白砂糖は控えたほうが良い食材の優先順位第一位にあげられます。身体を冷やすだけでなく身体を炎症状態にしてしまいます。本当は砂糖を使わない方が良いとされているのですが、白砂糖を使わなくても砂糖を完全に使わなくなるのは、日常生活において少しハードルが高いです。マクロビオテックでは、砂糖の代わりに、メープルシロップや米飴、ココナッツシュガー、甜菜糖(てんさいとう)などを使用しています。今回はこの中から、メープルシロップについてご紹介したいと思います。

メープルシロップの特徴

メープルシロップとはシュガーブッシュといわれるサトウカエデなど木立から採れる樹液を原料とした甘味量です。樹液を春先の一番寒暖差の大きくなる季節に木に穴をあけて採取されます。採集された樹液を沸騰させて濃縮するとメープルシロップが出来上がります。1本の木から約40~80リットルの樹液がとれますが、1リットルのメープルシロップを作るには40リットルの樹液が必要です。最初の段階では糖度の高い樹液が取れるが、後半になるにつれ糖度は低くなり最終的には約半分の濃度になります。これらの樹液をそれぞれ煮詰める事により色と風味が違う(グレード)ものができます。一番有名な産地はカナダのケベック州で、ほとんどのメープルシロップがカナダで生産されています。メープルシロップの特徴としては、ミネラル分やビタミン、ポリフェノールなどの高い栄養価が挙げられます。はちみつの40倍ものカルシウムが含まれており、カルシウムの働きに必要不可欠なマグネシウムも豊富に含まれています。この事により、骨や歯の形成や骨粗鬆症などの予防にも効果があります。また、カリウムは、はちみつの20倍含まれています。カリウムは細胞内の水分量や浸透圧を調整する働きがあり、高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。亜鉛ははちみつの2倍ほどの量ですが、たんぱく質や糖質の代謝を助ける働きや免疫力の向上、味覚の正常化など多くの効能があります。亜鉛はなかなか取り入れる事が難しい栄養素なので、メープルシロップを使って上手に取り入れる事ができるといえます。他には、ビタミンB群やポリフェノールなども多く含み糖質でありながらも身体に良い栄養素をふんだんにもった食べ物といえます。また、メープルシロップは多糖類なので、単糖類の糖質よりも血糖値の上昇が穏やかです。血糖値が気になる方には本当にオススメの糖類といえます。

メープルシロップのグレード

カナダでは、メープルシロップは4種類の等級に分けられ、色、風味、糖含量で決定され、琥珀色が薄く風味が繊細なほど高級となります。
ゴールデン/デリケートテイスト
もっとも採取の時期が早い樹液で作られます。淡い色調と繊細な風味が特徴です。そのまま食べるのがオススメです。
アンバー/リッチテイスト
ゴールデンの後に採取される樹液から作られるのがアンバーです。美しい琥珀色でコクがあります。市場に一番出回っているタイプです。そのままパンやお菓子につけてしっかりした味わいを楽しむのがオススメです。
ダーク/ロバストテイスト
アンバーよりさらに後で採取される樹液から作られるのがダークです。メープル独特の風味があり、料理に使っても味わいは負けません。
ベリーダーク/ストロングテイスト
採取時期の最後に採取される樹液がベリーダークです。コクがしっかりあり、濃厚なのでこちらもお料理に使っても味わいは負けません。
アンバーは脂肪分がゼロで最もカロリーが少なく、カルシウムなどのミネラルを豊富に含む上、独特の香りにはストレス解消効果もあるので4つのグレードの中では一番オススメとされています。

まとめ

このように、栄養価たっぷりのメープルシロップ。なかなか砂糖抜きや甘いもの抜きはきついですが、このような甘味料を上手に使って無理せずにマクロビオテックな食生活を続けたいものです。

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