マクロビオティックに最適なかぼちゃという食材

マクロビオティックでは肉類や乳製品など、高カロリーの食品は控えた方が良いとされています。しかし菜食が中心の食事では、場合によってはエネルギーが不足する心配があります。
確かに野菜のエネルギー量は、肉類などと比べると信じられないほど低いので、野菜でお腹がいっぱいになっても充分なエネルギーが摂取できたかどうかは分かりません。
その点かぼちゃは栄養が豊富な上に、野菜としては比較的高カロリーです。マクロビオティックを上手に継続するためには、かぼちゃを味方にすることが必須なのです。

食材のカロリー比較

まず最初に私たちが日常的に口にする食材のカロリーを比べてみましょう。最初に肉料理ですが、豚肉をソテーにして食べるとすると、1人前およそ150gとしてカロリーは約380kcalです。これには調味料や油のカロリーは含まれません。
主食であるご飯は白米で軽く茶わんに1膳分が約235kcal、玄米でも約230kcalとほぼ同じです。
ところが野菜になると、大きめのお皿にいっぱいのキャベツ約200gで、カロリーはわずか46kcalしかありません。お腹に溜まりそうなにんじんでも、大きめサイズ約150gが1本でカロリーは約57kcalだけ。
マクロビオティックを正しく実践しながら、成人の1日の必要摂取カロリー約2000kcalをまかなうためには、玄米ご飯と野菜だけではかなりカロリー不足になりそうです。

かぼちゃのエネルギー

さてダイエット向きの野菜たちの中で、かぼちゃのエネルギー量は100g当たり約90kcalです。この数字は肉類と比べればずっと低いのですが、かぼちゃは他の野菜のようにサラダなどでは食べず、必ず火を通してから食べます。
和食の代表であるかぼちゃの煮つけのようにしていただくと、サラダなど生で食べるよりもずっと多くの量を食べることができます。しかもかぼちゃには食物繊維が豊富に含まれるため、消化器官の働きも高めてくれます。
マクロビオティックの陰陽の考え方によると、かぼちゃは「中庸」の食材であり、火を通すことで全体に陽が強い料理になります。夏から秋にかけて保存して追熟させたかぼちゃをいただくことは、寒い冬に効率的に身体を温めてくれるという、非常に理にかなった食事法なのです。

かぼちゃには栄養がたっぷり

かぼちゃに含まれる栄養素で注目したいのがβカロテン(ビタミンA)。βカロテンの特筆すべき働きは、身体の免疫力を高める効果。免疫力が高まれば病気になりにくく、重い感染症やガンを予防する力もアップします。
さらにβカロテンと共にかぼちゃにはポリフェノールも豊富で、この2つが合わさることで強い抗酸化力が発揮されます。つまり身体の老化を防止する効果があるということ。
他にもかぼちゃはビタミンC・E、カルシウム、鉄分、葉酸などをバランスよく含んでいます。

マクロビオティックでかぼちゃを活用

和食で長い間使われてきたかぼちゃは、マクロビオティックのメニューにも相性はばっちり。煮物、スープ、焼きかぼちゃ、デザートなどに幅広く使えます。
料理に使う時は皮やワタの部分も少し残すようにしましょう。かぼちゃはこの部分に、たっぷりと食物繊維が入っているのです。
また一般的なかぼちゃ料理では、甘みとコクをプラスする意味で砂糖やみりんを加えますが、マクロビオティックの調理法では必要ありません。素材そのものの味を楽しむことこそが料理の基本。
ですから食材としてのかぼちゃの品質にこだわってください。スーパーで買って来たかぼちゃでは役不足。まして外国産では安全性にも疑問符が付いてしまいます。旬の野菜はぜひ直売所で探してみてください。

まとめ

マクロビオティックの基本である「身土不二」の考えからも、かぼちゃは地元の農家が作ったものを手に入れましょう。かぼちゃは比較的農薬に頼らずに済む野菜なので、色々並んでいる中から自由に選びましょう。
美味しいかぼちゃを見分ける目も、この機会に育てておきたいところですね。

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