マクロビオティックと納豆の粘っこい関係

卵を使わない玉子焼き風」

マクロビオティックで納豆は、やや陰性よりの中庸に位置する食品です。毎日ではちょっとバランスが偏るため、1日おきくらいで食べるペースがちょうど良いようです。
それでも納豆こそは日本が世界に誇る伝統的な総合栄養食品、これをマクロビオティックで活用しない手はないでしょう。

納豆には健康アップの成分がたっぷり

某納豆メーカーのホームページを確認すると、一般的な納豆1パックには他の食品と比較して、どのくらいの量の栄養素が含まれるかが紹介されていました。その中で目立った成分を挙げてみましょう。

・たんぱく質 = 牛肉肩ロース45g分 → 体内組織の材料やエネルギーになる。
・カリウム = トマトジュース3/5缶分 → 血圧の調整や過剰塩分の排出などの働き。
・鉄分 = 牛レバー40g分 → 血液などの材料となる身体に欠かせない栄養素。
・食物繊維 = にんじん1本分 → 腸内環境の改善など。
・ビタミンE = トマト1/2個分 → 血行促進とコレステロールの低減作用。
・カルシウム = 牛乳1/5本分 → 骨の形成に欠かせない成分。
・ビタミンB2 = ししゃも5匹分 → 肌や粘膜を正常に保つ働き。

これら以外にも納豆には豊富なビタミン類が含まれ、たんぱく質の材料にもなるアミノ酸もたっぷり。また特に注目される成分として、独立した「協会」まで作られた「ナットウキナーゼ」も含まれています。
ナットウキナーゼには体内の血液をサラサラにする働きがあり、心筋梗塞や脳梗塞の予防、血圧の降下、血流改善の作用などが報告されています。

納豆の作り方を知る

納豆をわざわざ家庭で作ることもないでしょうが、もしも作るとしたらどんな方法なのか知っておいても損はないでしょう。市販の納豆も、基本的には同じ作り方です。
まず大豆を水に浸けてひと晩おき、水を充分吸ったところで20分ほど蒸します(蒸かすとも言います)。蒸した大豆は別な容器に移してから、そこに納豆菌を植え付けます。手間を省きたかったら、市販の納豆を混ぜても大丈夫。
そこから丸1日、一定の温度と湿度を保ったまま納豆菌を繁殖させれば、手作り納豆の出来上がり。ただし説明上細かい注意事項は省略してあります。
このように納豆は、その他の日本の伝統食である味噌や醤油と同じく、世界の発酵技術の頂点を極める優れた食品なのです。

マクロビオティックで納豆を楽しむ

食にこだわるマクロビオティック愛好家の皆さんなら、本当に身体に良いものなら納豆でも豆腐でも最高の品質を求めるかもしれません。通販で買える納豆で最高級の商品は、おそらく1パック2,000円の「丹波黒(たんばくろ)」でしょう。
その他にも詰め合わせセットなどでは、かなり高価な納豆も販売されています。また納豆菌が活性化した状態で保たれる、「わらづと」入りの納豆は量も多くて品質も良いので、マクロビオティックで納豆を楽しむのにはもってこい。
納豆はご飯との相性が最高ですが、細かく砕いて和風ベースのだしで味付けをすれば、サラダに合うドレッシングにもなります。また麺類とも良くからむので、蕎麦・うどん・パスタなどと組み合わせてもいいでしょう。

納豆でマクロビオティックの弱点を補強

マクロビオティックでは穀物と野菜がメインの食材ですが、肉類や魚介類を避ける傾向にあるため、どうしてもたんぱく質が不足しがちになります。たんぱく質を植物性の食材から充分に摂取するには、草食動物ほどの量を食べなければなりません。
良質なたんぱく質を摂るためには、最も手っ取り早いのは肉類や魚介類を食べること。しかしどうしてもマクロビオティックのバランスを考えると、動物性の食材には頼りたくない。
そんな時に頼りになるのが、実はこの納豆だったのです。納豆には良質なたんぱく質がたっぷりと入っているのです。

まとめ

1日に必要なたんぱく質の量は、成人の場合50g前後です。納豆は1パック(45g)に約7.4gのたんぱく質を含んでいます。上手に工夫して2パック食べきれば、必要な量の1/3のたんぱく質が摂取できてしまうのです。
畑の牛肉と呼ばれるほど栄養価が高く、日本の伝統的な発酵技術を極めた納豆を、もっと上手にマクロビオティックで活用してみましょう。

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