玄米を食べてマクロビオティックをはじめよう

マクロビオティックは生物学的進化という観点から見た食体系を持ち、主食に穀物をすすめています。特に未精製の穀類が一番で、玄米・粟・ひえ・小麦・大麦・とうもろこし・そばなどです。今回はマクロビの基本である玄米菜食はどのようなもので、どのように取り入れるのが良いのかについて見ていきたいと思います。

なぜ玄米がよいのか

朝ご飯、お昼ご飯、晩御飯とわたしたちは一日の食事をご飯を食べると言います。ご飯とは炊いた米のことです。毎食、穀類を食べることが大切なポイントです。そこに穀物がなければ、ご飯を食べるとは言えないのです。そしてその穀物は未精製であることもポイントです。精白された穀物は栄養素やエネルギーが落ちているからです。パン食も小麦を粒のままで食べるよりも大切な栄養素が落ちています。粉にすることで空中の酸素の影響によってたんぱく質、炭水化物やビタミンが変化してしまうからです。穀類は粒で食べた方が、栄養素やエネルギーがまとまっています。
また「噛む」ということも大切です。人間はほかの動物に比べて、食道の機能が最も進化しています。そして噛むということもほかの動物に比べて優れています。よく噛むことは健康への第一歩です。

玄米の美味しい食べ方

玄米は圧力鍋や、土鍋で炊くイメージがありますが、玄米を炊く基本は吸水です。24時間水に浸けて炊飯器で普通に炊きます。玄米を炊く機能のついた炊飯器もありますが、それも使わずにふつうに炊くほうが美味しい玄米ご飯になります。水加減は炊飯器の水加減でします。
玄米を土鍋で炊く場合、水加減は玄米の1.2~1.5倍です。玄米3カップ、水720~900ml(夏は2~3時間、冬は5~6時間浸水させる)塩3つまみ(沸騰後に加える)
オーガニックのお米であると心配ありませんが、もしそうでない場合、お米の栽培時に入った肥料分や化学物質、放射能の影響が懸念されさす。気になる場合は、

  • 1%の塩水(水1ℓ+焼き塩10g)に30分浸け、そのあと水を替えてよく洗い、新しい水を加えてください。沸騰後に加える塩も焼き塩にして、浮いてくるあくは丁寧にとりましょう。

一汁一菜のメニュー

マクロビオティックでは、玄米などの精製されていない穀物を主食に、味噌汁・おすまし・スープのなかに野菜や海藻を入れ、煮しめ・お浸し・油いためなどで野菜を摂り、豆腐・高野豆腐・納豆・油揚げなどの豆類から植物性たんぱく質を摂り副食とします。例えばある一日の例です。

  • 朝食:具だくさんの味噌汁、黒豆入り五穀玄米のお粥、茹で野菜のレモンソースかけ
  • 昼食:ガーリックジンジャーご飯、モロヘイヤとにんにくのスープ
  • 晩御飯:とうもろこしご飯、刻み昆布とがんもどきの煮物、ごま汁

素材がオーガニックあるいは無農薬、低農薬のものを使うことが前提ですが、ご家庭でも取り入れやすいメニューです。このようにマクロビのメニューは日本の伝統食によく似ています。日本はこのように良い食体系を持っているのだということを再認識しなければなりません。例えば、味噌、醤油、納豆などのすばらしい食べ物は世界のどこに行ってもありません。日本の麹や酵母を使った食品加工の技術はすばらしいものです。漬物も同様に優れた発酵食品です。私たちはこの世界に類のない食文化を持っているということを見直し、日常生活に取り入れ、世界にそのすばらしさを伝えなければなりません。わたしたちは、表面上の物に惑わされないで、何千年もの昔から、祖先が体得してきたものを尊重して、いろいろな料理に仕上げ、それを誰でもできるような料理に育て全世界に広めるということを使命として実行していかなければならないのです。

マクロビオティック  マクロビオティック

関連記事

  1. マクロビオティックでも魚を食べた方が良いワケ

  2. 「そばがき」「切り干し大根」のマクロビ簡単レシピ

    マクロビオティックで肉類を避けるのはなぜ?

  3. マクロビオティックのルールを復習して、大きく効果を出そう!

  4. 安心して食べられる!マクロビ風「アイスクリーム」レシピ

  5. 肉不使用の「ロールキャベツ」「ひよこ豆のコロッケ」の作り方

    通販で始めるマクロビオティックな生活

  6. マクロビオティックとワクチンの意外な関係?視点を変えて考える…