マクロビオティックとローフード・両方の利点だけで生活する

マクロビオティックとローフードは全く違う考え方です。

マクロビオティックとは玄米を主食とし、漬物や乾物等を副食とした、独自の理論で食材や調理方法を変えていく方法です。加熱食を推奨しており、調理方法や食べ方の部分でも、陰陽思想から中庸になるように調整をしていく必要があります。
自分のいる場所にある場所を、根や皮までアクを取らずに食べる、精神的な部分がある「思想」でもあります。

ローフードは酵素を含む食べ物を多く摂取することで、体に良い効果があると考えです。その為、酵素が多く含まれている、加工されていない生の食材・極力生である食品を摂取する食生活をしています。あくまで自分自身の体に良いことが目的であり、ローフードの中では更に3つの考え方があります。

動物性の食品を摂取しないローヴィーガニズム
植物は生で食べるローベジタリアニズム
生であれば動物性食品も食べるローアニマルフード・ダイエット

似ているようで全く違い、中でも生食と加熱食に関する面ではほぼ交わることが無いマクロビオティックとローフードですが、この二つを取り入れるという方法が近年提唱されています。

つまり玄米を主食とし、酵素が多く含まれた食品を摂取していくという方法です。

しかしこの方法では

・オーガニックとはまた違っているのか
・マクロビオティックとローフードを組み合わせた食事方法はどのようなものか
・食事での具体的なバランスの取り方について

以上三点の部分に疑問が残ります。ここからはその疑問点を詳しく解説します。

マクロビオティックとローフードの両方を取り入れてみる-オーガニックとの違い

オーガニックとは現在、多用な意味を持つ言葉になっています。
化学農薬を使わないことや、土作りの方法といった生産方法や、自然と共存するためのエコロジーや健康面でのメリットを上げる言葉にもなりました。

オーガニックの全世界共通の認識を作るため、国際的な規模で有機農業推進活動を行なう「IFOAM(国際有機農業運動連盟)」では以下の「オーガニックの目標」を作りました。

・環境の保全(化学農薬等を使用せず、汚染を防ぐ)
・健康な生活(添加物や着色料を減らし、安全性を上げる)
・自然との共生(動植物を守り、生態系を保全する)
・身土不二(その土地に合った物を作り、採れたものを使う)
・健全な社会(児童労働や植民地栽培の排除など、人を大切にする社会の実現)

マクロビオティックとローフードを合わせたものは、あくまで食事の方法や考え方であり、実際に行動的な面を多く含んだオーガニックとは異なっています。

マクロビオティックとローフードの両方を取り入れてみる-いいとこ取りの食事方法とは

極端な食事方法となる二通りですが、一つを長期間続けていると足りない栄養素が出てくるのは同じです。

健康的な部分での効果も期待できますが、栄養不足による体調不良や、制限の多いストレスなどから開放されます。特にマクロビオティックでは糖分不足に陥りやすく、ローフードでは体温が低くなっていくという難点もありますが、お互いの食事方法はそれを補う食材を食べていいということになっています。

季節によって使い分けることや制限をつけて追い込まないといった配慮は必要ですが、両者の良いところだけを使うと、健康的です。

マクロビオティックとローフードの両方を取り入れてみる-バランスの取り方

まずマクロビオティックは体の冷えを避けるように、生の食材を食べることが少なくなっていきます。果物や生野菜を避ける為、酵素を食べることは少なくなります。そこでそれを補うようにローフードで酵素が多い食材を食べる、という考え方を利用します。

ローフードにも、生の食材を多く摂取するため、体が冷えがちになってしまうという弱点があります。
それを補うのがマクロビオティックの、体の冷えない調理です。体を冷やさないための食事方法を使うことで、ローフードの弱点を補うことができます。

この様にお互いの弱点部分となる考え方を、もうひとつが補うという部分を利用して、食事のバランスを取ります。酵素の入った果物を最後に食べたり、汁物に野菜をたっぷりと入れるといった方法で、きちんと食事を補うことができます。

マクロビオティックとローフードの両方を取り入れてみる-まとめ

全く考え方が異なる食事方法ではありますが、お互いに共通しているのは、自身の体の調子を整えるということです。片一方に偏った食べ方だけでなく、両方の食事方法を取り入れることで、より健康的な食事をすることができるといえます。

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