マクロビオティックで花粉症は治るの?

日本ではすっかり国民病になってしまった花粉症、症状ははっきりしているのに原因がはっきりしない。効く薬もあるとは言いますが、毎年皆さん苦しそうにシーズンを迎えています。
花粉症もアレルギー疾患の一つで、アトピー性皮膚炎のように免疫系のトラブルだと考えられています。
そうしたアレルギー疾患には、普段の食生活を見直すという改善方法が効果的だと言われていますが、ではマクロビオティックの食事法を実践すると、花粉症に効果があるのでしょうか?

花粉症の原因は何?

花粉症は春先から初夏にかけて、特にはっきりとした症状を表すアレルギー疾患の総称です。社会的に注目され始まった頃は、スギの花粉が原因だと言われていましたが、その後研究が進むにつれてそれ以外にも色々な植物が花粉症を引き起こしていることが分かってきました。
ではどうして花粉が体内に入り込むと花粉症が発症するのでしょうか?そのしくみを理解するには、人間の身体に備わっている「免疫系」について考える必要があります。

私たちの身体は外部から異物が入ってきた時に、それが身体に有害だと判断するとその異物を「抗原」として認識します。さらにその抗原を体外に排出するために、速やかに「抗体」を作り出します。
通常はこの抗体が抗原を排除して、めでたしめでたしですが、しかし花粉症ではそううまく行きません。
花粉症のようなアレルギー疾患の場合、抗原に当たるものを「アレルゲン」と呼びます。アレルゲンが初めて体内に侵入すると、自然に抗体が作られるまではいいのですが、花粉症は一種の免疫系統のトラブルなのでその先が通常とは違います。
アレルゲンに対して作られた抗体は、次に別なアレルゲンが侵入してくると今度は過剰な反応を始めてしまいます。その結果ヒスタミンなどの神経伝達物質が放出されて、簡単に言えばこれらの物質が様々なアレルギー症状を引き起こすのです。

現代病の1つである花粉症

では免疫系統のトラブルである花粉症に対して、マクロビオティックの食事法が何かの役に立つのでしょうか。そのことを考える前に、花粉症がここ何十年かの間に現れた新しい疾患だということを思い出す必要があります。
少し年配の皆さんに聞いてみると分かりますが、昔は花粉症のような病気はなかったそうです。それが国民病とも呼ばれるまでに一般化したのは、日本人の食生活が大きく変化してからのこと。ではそこで起きた食生活の変化とは一体何でしょうか?

ここ数十年で大きく変わった日本人の生活習慣と言えば、それは食生活です。現在日本人はひと昔前に比べて、比較にならないほど多くの肉料理を食べるようになりました。
また手軽で簡単に食べられる加工済み食品が氾濫して、食品添加物の濫用も問題になっています。こうした傾向は全て、マクロビオティックの裏返しのように思えてなりません。
少なくとも現代病と言われているアレルギー性疾患と、現在の食生活との因果関係は認められるべきではないでしょうか。

マクロビオティックの食事法で免疫系を改善

マクロビオティックでは、まず現代の食生活に問題があると考えています。その問題を解決する方法は、日本人の身体にとって良くない食べ物をできるだけ食べないということ。
肉類中心のメニューや、砂糖を多用したお菓子や飲み物は、胃腸の働きに多大な負担をかけて免疫系にまで悪影響を与えます。その結果乱れてしまった免疫系が、アレルギー疾患という現代病を引き起こしてしまうのです。

免疫細胞は腸内で作られるという説があるくらいですから、免疫機能を整えるためには胃腸のコンディションを改善することがポイント。そのためにも体調不良を感じる人は、今の食事習慣を改善することから始めましょう。

まとめ

残念ながら花粉症をはじめとするアレルギー疾患には、まだ特効薬が開発されていません。ですから薬を当てにせず、自分の身体の正しいリズムを取り戻すことを考えた方がいいでしょう。その時力強い味方になるのが、マクロビオティックなんですね。

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