マクロビオティックで砂糖を使わない理由とは?

マクロビオティックで最も危険視されている食品の1つが砂糖です。中でも精白された砂糖は、完全に悪者扱いされています。
しかしなぜ砂糖がこれほど危険視されているのか、その詳しい理由は意外に知られていないかもしれません。そこで、改めて砂糖という食品の正体についてここで確認しておきます。

砂糖の種類について知る

砂糖には多くの種類がありますが、そのほとんどの原材料は「さとうきび」か「てんさい(ビート)」という植物の成分です。これらの植物は光合成をする時に体内に糖分を蓄えますが、それが「ショ糖」と呼ばれる砂糖の原材料になるのです。
植物から抽出したショ糖を酸や酵素で加水分解すると、「果糖やブドウ糖」という濃縮された糖分になります。日本で良く使われる白砂糖は、植物性のショ糖の外側をこの果糖やブドウ糖でコーティングしたものです。
このように工業的に加工された砂糖は、単なるショ糖に比べて格段に甘さが増します。そのためコストダウンが可能になり、大量生産されるようになったのです。

砂糖を作る時にはまず加熱してから精製しますが、そこで最初に出来上がるのがグラニュー糖や白ザラメ糖です。これらの砂糖は最も純度の高いショ糖だと言えます。ケーキなどに利用する粉砂糖は、グラニュー糖を細かくしたものです。
砂糖に原材料の色が残った黒砂糖は、さとうきびを加熱した煮汁をそのまま砂糖として生成したもの。原材料に含まれるミネラル分がたっぷりと残っていて、自然で濃厚な甘さが特徴です。
他にも様々なタイプに加工された砂糖がありますが、それらは製法の違いであって、基本的には植物から抽出されたショ糖がベースになっています。

白砂糖の怖さを知る

なぜマクロビオティックでは白砂糖を避けるのか、それは白砂糖には摂取するだけで身体に現れる直接的な害があるからです。
その1つが「糖反射」と呼ばれるもの。これは白砂糖を摂取した時に、胃や十二指腸の動きが止まってしまう反応です。この反応は時には1時間ほど続くこともあり、その間食べたものは胃の中に留まり続けます。これでは消化器官全体が、大きなダメージを受けてしまいます。
もう1つの害は砂糖の中毒性です。白砂糖を摂取すると神経伝達物質のドーパミンが分泌され、幸福感や快感を感じます。自然に身体がこの状態を求めるようになり、砂糖への欲求が高まってしまうのです。
白砂糖を過剰に摂取すると、感情のコントロールができにくくなることも分かっています。さらに白砂糖にはほとんど何のミネラルも含まれていないので、体内に入るとそれを中和するために多量のカルシウムが使われてしまいます。その結果骨が弱くなったり、虫歯になったりするわけです。

果糖やブドウ糖の怖さを知る

本当に何一つ良いことのない白砂糖ですが、その副原料として使われている果糖やブドウ糖にも極めて身体に良くない作用があります。これらの糖類を摂取し続けた時に現れる疾患を、主なものだけ挙げてみましょう。
・インスリンの分泌異常と糖尿病
・高血圧症
・肥満とメタボリックシンドローム
・心臓など循環器系統の疾患
・痛風
・ガン

こうした危険性の他にも、果糖やブドウ糖の原材料に使われるトウモロコシは、圧倒的にアメリカ産が多いため、常に遺伝子組み換えの危険性がつきまといます。

まとめ

皆さんこれでも白砂糖を使い続けられるでしょうか?果糖やブドウ糖は清涼飲料をはじめとして、現在あらゆる種類の加工食品に使われています。
このような食品を根本的に排除するのが、マクロビオティックの食事法です。毎日食べる物が自分たちの身体を作っていることを考えれば、マクロビオティックで食生活を見直すことが、今最も必要なことではないのでしょうか。

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