マクロビオティックで注意したい蕎麦の食べ方

日本を代表する伝統料理であり、マクロビオティックでも良く利用される蕎麦。美味しいだけではなく、すぐに健康に直結するイメージを持つのが蕎麦の特徴です。
しかし蕎麦を原料から見てみると、健康のためには逆に注意しなければならないことがいくつかあります。蕎麦で健康増進するために、注意しなければならないポイントを確認しておきましょう。

マクロビオティックでは中庸にあたる蕎麦

陰陽のバランスからすると蕎麦は、玄米などと同じく中庸(バランス的に真ん中)に位置します。原料の蕎麦は陽性寄りの食品なのですが、お店で食べる麺類としての蕎麦には小麦粉も含まれ、どちらかと言うとやや陰性に傾いています。
マクロビオティックでは、蕎麦の実であれば玄米同様に常食を薦められています。しかし麺類としての蕎麦は、時々食するべき食品に分類されています。どうやら蕎麦を食べるポイントは、この辺にあるようです。

同じ麺類でもうどんには注意!

日本人にとっては、蕎麦と同じくらいに馴染深いのがうどん。しかし現在うどんの原料として使われている小麦には、摂り続けると健康に心配な点がいくつもあります。
その1つが高度に精白されていること。これはマクロビオティックで徹底して嫌われる白砂糖と同じ理由です。精白された食材には、本来含まれているはずのミネラル分などが、全く残されていません。こうした食品を食べると、体内のミネラル分が消費されて逆に減ってしまいます。
また精白されて単なるでんぷんの固まりになった小麦は、食べると急激に血糖値を上げてしまいます。糖尿病や心臓病の原因になる可能性があるのです。
そして何よりも怖いのは、現在日本で出回っている小麦粉のかなりの割合が海外産だということ。これには農薬の使用状況やポストハーベスト、遺伝子組み換えなど様々な問題がついて回ります。

蕎麦も原料に注意が必要!

原料に注意が必要なのはうどんだけではなく、実は蕎麦も同じです。市販されている蕎麦の原料表示を見てみると、ほとんどの商品で「小麦粉 蕎麦粉」という順番に表示されています。つまり名前は蕎麦でも、原料で最も多く使われているのは小麦粉だということ。
結局うどんの原料としての小麦粉の問題は、そっくりそのまま蕎麦にも当てはまってしまうのです。この問題を回避するためには、蕎麦粉100%の「10割蕎麦」を選ぶか、少なくとも蕎麦粉が80%の「二八蕎麦」を選ぶしかありません。
そして蕎麦でもうどんでも同様に、できる限り国産原料を使った商品を探してください。確かに一般的な商品よりは高価かもしれませんが、自分の健康を考えたら高くはないはずです。

蕎麦には健康効果がいっぱい

しっかりした原料の蕎麦を選べば、そこにはたくさんの健康に良い成分が含まれています。まず蕎麦で注目したいのは「ルチン」です。このルチンには毛細血管を強化して、同時に血圧を下げる働きがあると言われています。
この成分を含んでいる食品は身近では蕎麦くらいで、しかもビタミンCと一緒に摂ると効果が増大するそうなので、マクロビオティック的に蕎麦と野菜を組み合わせると良いでしょう。またルチンは水溶性なので、蕎麦湯も積極的に活用しましょう。
他にも蕎麦には実に豊富な成分が含まれています。疲労回復に効果的なビタミン類やパントテン酸、良質なタンパク質、食物繊維、ミネラル類やアミノ酸など、他の穀物には少ない成分が蕎麦にはたっぷり。

まとめ

マクロビオティックに蕎麦を取り入れるなら、麺として食べるよりも蕎麦の実を雑穀として食べた方が良いでしょう。そうすれば製粉過程で削られてしまう栄養素まで、効率的に活用することができます。
それはマクロビオティックの「一物全体」の理念にも通じることです。ただし原料としての蕎麦の産地や栽培方法には注意してください。安全な蕎麦を美味しくいただいて、マクロビオティックのメニューを一段と充実させましょう。

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