マクロビオティックで健康な胃腸を取り戻す!

私たちの身体は毎日休むことなく働いていますが、その中でも胃腸ほど酷使されている器官は他にないかもしれません。
毎日必ず外部から多量の食物が送り込まれてきて、それをすぐに分解してエネルギーを取り出し、使えないものは分別して体の外へと送り出す。しかも食べる方は気まぐれに、色んな食物を口の中に放り込みます。

これでは胃腸だって疲れてしまうでしょう。さらに現代社会にはつきもののストレスは、溜まり過ぎると胃腸を直撃します。慢性的な胃の痛みを感じたり、常に消化不良気味だったりするのは、胃腸からのSOSのサインです。

こうして弱った胃腸を元気にするには、安易に胃腸薬に頼らず正しい食事に見直すことがポイント。マクロビオティックの出番です。

ストレスと胃腸の関係

なぜ一見関係がなさそうなストレスが胃腸に影響を与えるのでしょうか。その原因は「自律神経」の働きと密接に関わっているようです。

自律神経は呼吸・心拍・消化など、普段私たちが意識しないで行っている生命維持活動をコントロールする神経系です。その働きは2つあり、各機能の活動を活発にするのが「交感神経」で、逆に活動を緩めてリラックスさせるのが「副交感神経」です。

この2つの神経の働きは常にバランスを保っていますが、ストレスの影響を受けるとそのバランスが崩れ、胃腸の機能を狂わせてしまうのです。

胃腸に負担をかける食生活

マクロビオティックで控えた方が良いとされる食品、例えば肉類・乳製品・糖類などは、日本人の胃腸にとってかなりの負担になります。まず第一にこうした食物は、伝統的な日本人の食習慣にはなかったもので、体質的に合いません。

現代の日本人は毎日の食事の中で、脂質を摂取し過ぎています。調理済みの食材や肉料理に含まれる油は、常温では固体になることが多く非常に消化が良くありません。
腸内環境を良くしようと乳製品を食べる人も多いのですが、乳製品に含まれる乳糖は日本人にとって消化が難しい厄介な成分です。

朝から晩まで一切自分の手で調理せず、加工された食品ばかり食べる生活は、胃腸を含めた消化器官に莫大な負荷を与えているのです。

マクロビオティックで胃腸の負担を軽減

マクロビオティックの食事法は伝統的な和食がベースですから、私たちの身体に最も合っています。「身土不二」という考え方は、自分が暮らす地域で採れた食材をいただくことが、何よりも自分の身体に良いということ。

マクロビオティックではその考えを基本にして、主食は玄米を中心にした穀物に、旬の野菜を調理したおかずを添えていただきます。調理する時にも油を多用せず、本来は薄味のだしをベースにするので塩分過剰になることもありません。

こうした和食ベースのマクロビオティックの食事法は、何よりも胃腸に負担をかけないので、続けるほどに消化器官が健康を取り戻して行きます。

玄米の食べ方にはひと工夫

マクロビオティックの主食になる玄米ですが、体質によっては消化が悪くなり逆に胃腸への負担が増してしまう場合があります。これでは続ける意味がないので、そんな時はちょっと工夫していただくことにしましょう。

玄米は上手に炊くのが難しいと言われますが、経験上最も簡単でうまく炊ける方法は、まず長時間浸水して充分に水を吸わせることだと思います。
玄米をさっと水洗いしてから、何でもいいので容器に移し浸水させます。ここで少なくとも4~5時間はそのままにしておきましょう。浸水が充分にできたら1度水を切り、後は玄米と等量の水で炊くだけです。できれば前の晩にセットしておき、翌日の朝に炊き上がるようにしておけば、より一層玄米に水が浸み込みます。

それでも消化が悪いように感じたら、玄米と白米を半々で混ぜて炊いてみるなど工夫してみましょう。栄養価は白米よりもはるかに高いので、自分に合った炊き方を見つけて玄米食を続けることをおすすめします。

まとめ

現代の食生活は、私たち日本人にとっては胃腸の負担になるようなものばかり。毎日休むことなく重労働でこき使われる胃腸は、疲れが溜まる一方です。本気で身体の健康を考えるのなら、1度自分の食生活を見直して、マクロビオティックの食事法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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