マクロビオティックで体調不良にならないために

自分の健康を第一に考えて始めたマクロビオティックで、逆に健康を害してしまうなど本来あってはならないことです。しかし実際にマクロビオティックを実践して、体調を崩した事例は少なくないようです。
ではその原因はどこにあるのでしょうか?正しくマクロビオティックを実践しながら、着実に健康を増進する方法を一緒に考えてみましょう。

健康そうに見えないマクロビオティックの実践者

マクロビオティックをずっと続けている人の中に、時々ですが非常に痩せていて具合の悪そうな人を見かけます。もちろん詳しい因果関係は分かりませんが、本当に健康なんだろうかと心配してしまいます。
マクロビオティックは解釈の仕方によって、時には完全に菜食主義者としての食生活を始めてしまう人もいるそうです。当然砂糖や乳製品も断ち、食材の品質には人並み以上に気をつけるはず。ではどうして健康そうに見えなくなってしまうのでしょうか。

マクロビオティックに関するネガティブな意見

マクロビオティックに関するブログなどに目を通すと、厳格に実践していた皆さんが体調不良に陥ったという記事がいくつか見つかります。その中から目をひく症状を拾ってみると、
・風邪などの感染症にかかりやすくなった。
・低血糖の症状が現れた。
・便秘や下痢などの消化不良を起こす。
・肌のトラブルが増えた。
・全身に強い倦怠感(だるさ)が出た。
・精神的に不安定になった。
などの、本来マクロビオティックで改善されるべき症状に悩まされているようです。

こうした症状については、身体が健康に向かって行く過程で起きる「好転反応」の一種だと解説する記事もあります。身体の中の悪い成分を排出するために、一時的に体調が悪化するという反応です。
好転反応はアトピー性皮膚炎の治療談などでも目にしますが、いつ頃から快方に向かうのか、どのくらいの期間続くのかはまず分かりません。症状が出ている間はかなり不安になるので、ストレスからさらに体調が悪化する可能性もあります。

栄養とエネルギー不足の危険性

完全な菜食主義にまで走ってしまうと、毎日の食生活で摂取できるエネルギー量はかなり制限されます。これは穀物や野菜が、熱量的にかなり低レベルの食品だからです。
マクロビオティックを熱心に実践する皆さんも、健康を考えて肉類や魚介類まで完全に断ったりすると、特に身体を作るために不可欠なたんぱく質が不足しがちになります。豆腐などの豆製品を食べれば良いとも言いますが、こうした食品は期待するほどたんぱく質を多く含んでいません。
また人間が日常で活動する時には、必ず体内のエネルギーを消費します。食事によって摂取されるエネルギー量が少なければ、身体に蓄えてあるエネルギーを消費します。その結果徐々に痩せて行きます。
ダイエット成功と喜んでそのままの食生活を続けていると、身体の中で消費に回すエネルギーが不足するようになり、活動そのものに影響を及ぼす危険性も出てきます。これでは健康とほど遠い状態としか言えません。

まとめ

マクロビオティックでは何事にもバランスを重視します。食材の陰と陽とが偏らないように気をつけるのもそのため。肉類や魚介類が好まれないのは、食べるとどうしても身体が陽性に傾くため。
しかし肉類や魚介類には人間の体内にあるたんぱく質に近い、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。そして少量で必要なエネルギーを摂取できるというメリットも持っています。
マクロビオティックを厳格に実践するあまり体調不良になるのは本末転倒。こだわり過ぎることが、時には良くない結果をもたらすこともあります。
何事もバランスを考えて、マクロビオティックでも時々は肉料理や魚料理を食卓にのせてみませんか。ちょっと行き過ぎたかなと思ったら、そこでやり方を変えるのことも必要ではないでしょうか?

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