マクロビオティックでも重要な塩の役割

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ベーシックな調味料を上手に使うのが、マクロビオティックを充実させる1つのポイントですが、その中でも塩はすべての調味料の基本になると言って良いでしょう。
またマクロビオティックは和食がベースになっており、味つけには塩以外にも醤油や味噌を多く使います。そこで1つ心配になるのが、塩分の過剰摂取について。
塩分を摂り過ぎると高血圧になると言われますが、マクロビオティックの食事メニューでも、塩の使い方に気をつけなければならないのでしょうか?

1日の塩分摂取量はどのくらい

日本人は伝統的に発酵調味料を使ってきました。醤油と味噌はどの家庭にも必ずあり、おそらく誰でも毎日口にしています。こうした発酵調味料の味のベースになるのが塩であり、同時に保存料の役目も果たしています。
ですから日本人は他の民族と比べて、常に塩分を摂り過ぎる傾向にあると考えられています。では実際にはどのくらいの量の塩分を摂っているのでしょうか。
厚生労働省などの調査によれば、現在日本人の平均塩分摂取量は男性が約11gで、女性が約9.5gだそうです。同省によると本来の1日の上限摂取量は、男性が約8gで女性が約7g。そこからはじき出した1日の推奨摂取量は、男女共に約6gです。
こうしたデータから判断すると、現代の日本人はかなりの塩分過剰に陥っているようですね。

塩分過剰による弊害

塩分の過剰摂取は身体に様々な影響を与えると言われますが、その中でも深刻な症状が出やすい疾患を紹介しておきます。
まず最も良く知られているのは高血圧症でしょう。摂取する塩分が多過ぎると、身体の中では塩分濃度を薄めるために血液中の水分を増やします。その結果血液の全体量が増加して高血圧になると考えられています。
しかし実際には、高血圧の90%以上は原因不明なんだそうです。
さらに体内の過剰な塩分を排出するためには、腎臓がフル稼働しなければなりません。結果的に腎臓への負担が大きくなり、腎臓疾患を発症すると言われています。
その他にも心疾患や不整脈、むくみなどの症状が塩分の過剰摂取によって発症すると考えられています。

塩は高血圧の原因になるの?

塩分の過剰摂取が高血圧を引き起こすという図式は、今では一般常識と言っても良いでしょう。しかしこのお話し、実は科学的根拠さえほとんどないと言ったら、かなりの人がとまどうのではないでしょうか。
先ほど紹介した通り、高血圧の90%以上は未だに原因不明で、かと言って残りの10%が直接塩分の過剰摂取と関連があるとも言えないそうです。現在まで続けられている研究によれば、食塩に感受性が強い特定の人だけが、塩分に反応して高血圧になる可能性があるとのこと。
つまり簡単にまとめてしまうと、塩分の過剰摂取と高血圧との関連性は見つかっていないということです。

マクロビオティックにおける塩の扱い

塩分の摂り過ぎによる体調不良は、現在のように精製されたナトリウムを食卓塩として使うようになってからだと言われています。塩そのものが体調に影響するのではなく、質の悪い塩を多用した食事を摂ることが良くないのです。
ですからマクロビオティックでは、品質の良い塩を使うことが大前提。なるべく国産の天然塩を選ぶことが大切です。
スーパーなどではなかなか手に入りにくいかもしれませんが、健康食品のお店や通販で簡単に購入できます。通常の食塩よりはかなり高価とはいえ、健康を考えたら安い買い物です。

まとめ

調味調としての塩以外にも、醤油や味噌の原料となる塩の品質にもこだわりましょう。
マクロビオティックでは野菜を多く使います。野菜に含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出する作用を持っています。塩分の摂り過ぎにあまりこだわらず、質の良い塩を上手に使って美味しい料理を楽しんでください。

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