マクロビオティックでは歓迎されないはちみつ

はちみつは総合栄養食などと評価されるほど、栄養豊富で健康増進に効果が高い食品だと言われています。天然の甘味料として、料理やお菓子作りにも大活躍するはちみつ。
ところがマクロビオティックでは、このはちみつはあまり歓迎されません。身体に良いはずのはちみつの一体何がいけないのか、一緒に考えてみましょう。

はちみつの種類と生産方法

実際にはちみつの生産現場を見た人は少ないと思いますが、はちみつは周辺に自然が豊かな場所を選び、そこにミツバチの巣箱を設置したら後はハチに任せます。ハチが自分たちの食糧として花のミツを集めてきたところを、失礼して人間がいただくという流れ。
上手にハチの習性を利用して作られる天然のはちみつには、花の種類によって様々な種類があります。一般的にはアカシアやレンゲのはちみつが多く、他にはラベンダー・クローバー・りんご・さくらなどもあります。
こうした種類の違いは巣箱の周辺にある花の違いで、養蜂家は巣箱周辺の環境を的確に分析して、場合によっては別な場所に巣箱を引越したりもするのです。

はちみつの健康効果

はちみつの甘さ成分はぶどう糖と果糖といった単糖類で、体内に入ると分解されずにそのまま吸収されます。吸収効率が特に優れているのがはちみつの特長。
その他に含まれている成分としては、高品質で多様なビタミン類、非常に豊富なミネラル類とアミノ酸、さらに多くの種類の酵素もたっぷり。これらの成分はあまりにも種類が多過ぎて、とても書き出せないほどですが、その主なものだけ紹介しておきましょう。
・ビタミン(C・B1・B2・B12)
・ミネラル(カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・鉄・亜鉛)
・アミノ酸(バリン・アルギニン・リジン・アスパラギン酸・グルタミン酸)

もちろんこれら成分はごく一部で、さらに抗酸化作用やアンチエイジング効果のあるポリフェノールも豊富に含んでいます。その結果はちみつの健康効果としては、疲労回復・腸内環境の改善・動脈硬化の予防・口内やのどの浄化・睡眠の質の改善など多岐にわたります。
またはちみつには殺菌や保湿の効果もあり、美容の分野でも天然の美容液として親しまれています。こうして改めて確認すると、はちみつの優れた健康・美容食品としての一面がよく見えてきます。

マクロビオティックでのはちみつの扱い

これだけ栄養豊富なはちみつで問題点があるとすれば、それははちみつの甘さ成分がぶどう糖と果糖であることでしょう。これらのはちみつに含まれる単糖類は既に分解された状態で、食べてすぐに体内に吸収されます。エネルギー効率としては最高なのですが、血糖値の上昇を早めてしまうというデメリットがあるのです。
マクロビオティックでは完全に否定されている白砂糖も、同じような性質を持っています。さらに白砂糖と同様に、はちみつは極めて強い陰性の食品です。つまりはちみつを食べるということは、身体を冷やすということなのです。
マクロビオティックではちみつが歓迎されないのは、こうしたはちみつのデメリットに原因があったわけですね。

まとめ

白砂糖がどうして身体に悪いのかといえば、ミネラル分を全く含まない不自然な食品だからです。砂糖が体内に入ると身体は体内のミネラル分を消費して、砂糖を中和しようとします。その結果体内のミネラル分が失われてしまうのです。
はちみつはミネラル分の固まりですから、そのような心配は全くありません。マクロビオティックでもはちみつの健康効果を考えれば、時々甘味料として使うだけなら問題ないでしょう。
料理に使うにしてもお菓子に用いる場合でも、はちみつそのものの使用量などごくわずか。あまり細かいことにこだわり過ぎずに、はちみつの優れた特長を利用すればいいのではないでしょうか。

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