マクロビの効果はベジタリアンの関係!味噌の栄養素と選び方

健康ブームが続く先進国では、代替医療やホリスティック医療、各地に伝わる民間家庭療法、
ローフード、ベジタリアン、玄米菜食などのさまざまな食事方法、食養法が注目を浴びています。
今日はその中でも、マクロビオティックってどんな食事法なのか、
その考え方、方法、効果を分かりやすく簡潔にお伝えします。

マクロビって?

では、実際マクロビオティックとはどんな食事法なのでしょうか?
マクロビオティックというと少し難しく、そして「~は食べない」という制限がある、
人によってはストイックなイメージがあるかもしれません。
でも実はとてもシンプルで柔軟性のある方法です。

ベースは日本の伝統食。
玄米と野菜、海藻を中心とし、その土地でとれたものを、その旬の時期に食べる、
というのが原則です。

マクロビオティックとはギリシャ語起源の言葉で、macro=大きい、bio=生命 tic=技術
という3つの言葉からなっています。
簡単に言うと「自然に即した命の在り方」という意味です。

言葉からも分かるように、マクロビオティックとは単に食事だけにとどまらず、
生き物、地球、宇宙という大きな視野から私たちの健康と「生き方」を見ていく哲学だといえます。
そしてその実践の基本を毎日の「食」においているのがマクロビオティックです。

どんな効果があるのか?

マドンナやトムクルーズ、クリントン大統領などの著名偉人をはじめ、
アメリカではその効果が認められ約300万人が実践していると言われています。

1.美容と健康促進

肌荒れ、ニキビ、むくみ、偏頭痛、便秘、冷え、痩身効果
など様々な美容効果、健康促進が期待されます。

マクロビオティック食事法は私たちの体が本来持っている自然のエネルギーとバランスを取り戻してくれます。
自分にとって一番いい状態を保ち、根本からの体質改善をすることが出来ます。

2.病気の予防と回復

高血圧、心臓疾患などの循環器系疾患、消化器系疾患、肝臓疾患、胆石、
糖尿病、ガン、関節炎、痛風、エイズ、アレルギー、貧血、
PTST,生理不順、白内障、過食、拒食、うつ病、など。

マクロビオティックを実践し健康を回復した人は数百万人にものぼると言われています
肩こり、腰痛などの未病からガンなどの病気、精神疾患の治療までその効果が期待されています。
(病気の治療に関しては医師や専門家と相談しながら進めて下さい。)
実際に私の父はマクロビの食事にかえ、3カ月で血圧が180から120になりました。
症状をみつつ、食事内容をかえる必要があります。

マクロビオティックの3つの基本

マクロビオティックを実践するにあたって押さえておくべき3つの基本があります。

1、身土不二(しんどふじ)

住んでいる土地のものをその旬の時期に食べる。人間も環境と一体であるという考え方です。

2、一物全体(いちぶつぜんたい)

自然の恵みを残さず丸ごといただく、という考え方。
「部分」ではなく、人参の皮、ネギのひげ、かぼちゃの種、魚の頭なども、
食べ物の全体を頂くことで微細な栄養バランスを取り入れ調和を図っていきます。

3、陰陽調和(いんようちょうわ)

宇宙のものは陰と陽で成り立っている、という中国の思想をベースにした考えです。
陰性とは遠心的なエネルギーをもち、軽い、冷たい、静的、大きい、といった性質をもちます。
一方陽性は中心に向かって収縮していく求心的なエネルギーです。
重い、暑い、動的、小さいなどの性質をもちます。

この陰性と陽性のバランスがとれた状態を中庸といい、
マクロビオティックではこの状態を大切にします。

陰陽対局のバランスを保つーベジタリアンとの違い

よく聞かれるのが、ベジタリアンや玄米菜食とどう違うの?という疑問です。
玄米と野菜を中心にしている点では玄米菜食と同じですが、
大きく違うのは、陰陽調和を考えながら調理する点です。

そして時代、文化、宗教、家族、個人による違いを見ながら、
柔軟に自然の力を取り入れていきます。

食べ物にも陰と陽があります。簡単に言うと、
陰性の食べ物とは、ゆるめたり冷やしたりする力。

陽性は絞めたり温めたりする力。
つまり、食べ物自体に、私たちの細胞、血管や臓器も、緩まったり、
しまったり、冷えたり温まったりす作用がある、ということです。

例えば、夏に取れるキュウリやナス、スイカは細胞を緩めて体を冷やす陰性の食べ物です。
亜熱帯地方で採れる果物、砂糖やコーヒー、スパイスも陰性の力をもちます。

一方秋から冬に美味しくなる根菜類は体を温める陽性の力をもち、
寒くても体が動くようにパワーをくれます。

食べ物にはもう一つ中庸という、
陰陽の中間に位置するものがあります。
玄米がその代表です。

食べ物に陰性、陽性、中庸、という3つの作用があることを知っていると
自分の体質、体調、季節にあった食べ方ができ、
自然治癒力を最大限発揮した体と心作りが簡単にできるようになってきます。

まとめ

マクロビオティックを実践するには少し知識がいりますが、
一度身につければ、体調を崩した時、元気が欲しい時、リラックスしたいとき、
身近にある食事から自分の体と心を自由に変化させることができます。

We are what we eat.
という諺がアメリカにあります。

私たちは毎日の食事で作られる、という意味です。
私たちの細胞は私たちが毎日食べたものからなっています。
赤血球は約4か月で総入れ替えされ、骨さえも数年で入れ替わると最新科学で分かってきました。
体の状態は心の状態を大きく左右します。

飽食の時代に生まれた私達。何を食べ何を食べないか、
毎日の選択が未来を大きく左右します。

マクロビオティック食事法、
完全でなくても日常に少し取り入れてみると
毎日が少し変わるかもしれません。

マクロビオティックにはなくてはならない発酵調味料、その代表が伝統的な日本の味噌です。食べ方としてすぐに思いつくのは味噌汁ですが、その他にもアイディア次第で色々に活用できるのが味噌の強み。
しかし身近にあっても、意外に皆さん味噌のことを詳しくは知りません。せっかくなので、味噌の優れた健康効果と選び方についてここで紹介しましょう。

味噌に含まれる栄養素

味噌の醸造に使われる原料は、大豆・米・麦・塩・麹(こうじ)が一般的です。味噌には様々な種類があるものの、その成分は半分近くが水分で、主要な栄養素はタンパク質と炭水化物そして脂質など。
ただし少量ずつですが、その他に含まれている成分が健康にはとても重要で、主なものを挙げてみると各種ビタミン類・必須アミノ酸・ナトリウム・カルシウム・カリウム・鉄分・亜鉛など健康と美容に良いものばかり。また食物繊維も非常に豊富です。

味噌の主な健康効果

味噌を食べると健康面でどのような効果があるのかは、国内を中心に数多くの研究結果が発表されています。論文などで紹介された味噌の健康効果は、以下の通りです。

・生活習慣病の予防と改善効果がある。(脳卒中・心臓疾患・糖尿病・骨粗しょう症など)
・発がんリスクを下げる。
・老化防止の作用がある。(抗酸化作用を高める働き)
・血圧を安定化する作用がある。
・悪玉コレステロールを抑制する働きがある。

これ以外にも、味噌には放射性被爆による疾患を治療する効果があるとも言われています。さらに健康面にプラスして、美白やアンチエイジングなど美容面での味噌の効果は皆さんご存知の通りです。

味噌の塩分と高血圧

いくら健康に良くても味噌は塩分が強いから、摂り過ぎると高血圧が怖いという話を良く耳にします。しかし例えば味噌汁1杯の塩分を考えてみると、わずか1g前後でしかありません。
味噌に含まれる塩分の濃度は、種類にもよりますが5~12%程度です。濃度のめやすは味の違いでも区別でき、甘口の味噌は塩分が低めで辛口の場合塩分が高めと考えて良いでしょう。
味噌は1度に大量に使う調味料ではないので、1日に摂取する量は限られています。しかも余分な塩分はカリウムを摂ることで排出されるので、カリウム豊富な野菜をたくさん使った味噌汁は理に叶った料理と言えるでしょう。
さらに最近の研究成果から、味噌には血圧を安定させる成分が含まれていることも分かってきました。味噌を食べると高血圧になるどころか、味噌は高血圧の予防に最適な食品だったのです。

正しい味噌の選び方

ここまでで、味噌という健康食品の優れた面が理解できたことと思います。では今日から早速、マクロビオティックに味噌を取り入れてみようと考えた皆さん、最後に1つだけ味噌の選び方にも注意してください。
スーパーなどで簡単に手に入る安い味噌の中には、とても味噌とは呼べない商品も含まれています。これらはなるべくコストを下げるため、本来の醸造法ではない人工的な過程で作られているのです。さらに合成された保存料や色素・香料などが含まれている商品もあり、こうなると食べたら逆に健康を害します。
せっかく健康のために食べるわけなので、味噌は少々値段が高くても品質の確かな商品を選びましょう。まずは原材料を確認してから、伝統的な「天然醸造」と表記された商品を探してください。

また、味噌を選ぶ上でのもう一つのポイントは、生きている味噌を選ぶことです。醸造された状態そのままで販売されている味噌は、酵母や乳酸菌などの有用成分がまだ生きていて、お腹に入ると直接有用腸内細菌のごちそうになります。
一般に販売されている味噌は、醸造用アルコールで酵母の活性を止めているものが多いので、選ぶ時にはアルコールなどが添加されていない商品にしてください。そして国産原料で、遺伝子組み換え原料を使っていないものを選びましょう。

まとめ

味噌を上手に利用できるようになると、マクロビオティックの食卓がいっそう華やかになります。味噌汁以外にも炒め物やサラダなど、アイディアをふくらませれば、健康的で美味しいメニューがたくさん楽しめます。日本の伝統食品である味噌の新しい魅力を、一度見直してみませんか。

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