マクロビオティックで作る卵もバターも砂糖も使わないクッキー

卵・乳製品・白砂糖・精製した小麦粉を使わない、グルテンフリーがマクロビのお菓子です。小麦粉の代わりに米粉で作るクッキーはさくさくとした食感と、ほろほろの口どけが特徴です。型で抜いたり、小さく丸めたり、そのまま食べても、クリームをはさんで食べても美味しい驚きの食感です。

目次

マクロビクッキーの材料

(粉類)
•       米粉 うるち米を細かく挽いたものです。お菓子作りには粒子の細かいものが適しています。「お菓子用」の方を選んでください。
•       本くず粉  「くず粉」と表記されたものは、コーンスターチが混ざっています。混ざっていない「本くず粉」を選びましょう。米粉とブレンドして使うとさくさく、ほろほろ感がでます。
•       アーモンドパウダー アーモンドを粉砕したもの。皮付き、皮をのぞいたものとありますがどちらでも使えます。
•       きな粉  米粉に加えるとサクサク感や香ばしい風味がつきます。
•       そば粉  小麦粉などの混ざりものがないそば100%ものを選びましょう。
(液体類)
•       豆乳   成分無調整のもの
•       なたねサラダ油  伝統的な圧搾法で作られたなたね油で、色が無色で味にくせがなく、お菓子作りに適しています。
•       100%リンゴジュース  甘みとして使います。できるだけストレートなものを選びましょう。
•       てんさい糖 甜菜から作られた砂糖で、さとうきびから作られた砂糖とは違ってやさしい甘さが特徴です。
•       メープルシロップ  サトウカエデの樹液を凝縮させた天然の甘味料です。
•       米水あめ  米のでんぷん質から作られる甘味料です。水あめ状で粘り気があります。
(そのほか)
•       塩     天日干しの自然塩
•       キャロブパウダー  キャロブのさやを粉末にしたもので、ココアに近い風味を持っています。脂肪分がカカオより少ないので、さっぱりと仕上がります。
•       キャロブチップ   チョコチップの代わりに使います。
以上の粉類と液体類を混ぜて、成型して焼くだけです。では実際に焼いてみましょう。

マクロビクッキーの作り方

【アーモンドクッキー】20個分
材料
(粉類) 米粉  30g   アーモンドパウダー 20g  本くず粉 20g
(液体類)メープルシロップ  大さじ2   なたねサラダ油  大さじ2
準備
•       オーブンは天板にオーブンシートをひく。
•       オーブンを160度に予熱する。
作り方
1       大きめのボールに粉類を入れ、混ぜる。
2       別のボールに液体類をいれ、混ぜる。
3       粉類のボールに液体類をいれ、混ぜる。粉っぽさがなくなったら、手で生地をひとまとまりにする。
4       生地を20等分し、ひとつずづ丸め、オーブンシートを引いた天板に並べ、軽く押さえてくぼみをつける。160度に熱したオーブンにいれ、約20分焼く。焼きあがったら、そのまま余熱で5分ほど置き、取り出して冷ます。
基本のクッキーの作り方です。アーモンドの代わりにきな粉にかえて、きな粉クッキーやキャロブチップを入れて、チョコチップクッキーを作ります。その時は作り方3.の粉類に液体類を混ぜ合わせた時に加えます。

マクロビクッキーの楽しみ方

基本のクッキーのほかに、オートミールやひまわりの種、ドライフルーツなどを入れて、雑穀クッキーやフルーツ入りのクッキーとしても美味しく楽しめます。マクロビのクッキーはグルテンフリーです。最近話題になっているグルテンの害もアレルギーも心配することなく安心して食べていただけます。

関連記事

  1. 一杯の水が人生を変える!マクロビオティック的水分の摂り方

  2. 卵を使わない玉子焼き風」

    マクロビオティックは塩分過多といわれるがはたしてそうなのか

  3. マクロビオティックを逆輸入!ロサンゼルスのマクロビ人気とは

  4. 綺麗になれるマクロビオティックレシピ

    咳の特効薬ーマクロビオティック対処法

  5. マクロビオティック入門編でマクロビを知ろう

  6. 免疫力アップレシピ

    マクロビオティックでも重要な塩の役割