マクロビで調味料は料理の立役者

「そばがき」「切り干し大根」のマクロビ簡単レシピ

マクロビオティックでは調味料選びをとても大切にします。マクロビオティック的食事をしてみたい!という方には、まず調味料を一つずつ変えていくことから始めます。

調味料は料理の大事な引き立て役です。たとえて言うなら舞台の大道具や小道具さんが、裏側でしっかりと芝居を支えているように調味料が料理をしっかりと支えているのです。

日本の調味料は、みそ、しょうゆ、酒、みりん、酢、というふうに、米や大豆を原料とする醸造食品が豊富なのが特徴です。調味料は料理の味を調えるだけではなく、腸の調子も整えてくれます。

日本の調味料は、発酵の過程で、微生物との共同作業で、体にいい成分を作りだします。つまり料理は調味料が仕上げた芸術作品と言っても過言ではないでしょう。

マクロビオティック的調味料の選び方

できれば以下3点をすべて満たすものを探しましょう。

・ すべて食物性原料のもの。

・ 無糖、無添加のもの。

・ 昔ながらの作り方のもの。

調味料の質で料理の仕上がりがずいぶん変わります。食材が良くても調味料がいまいちだと、せっかくの素材のおいしさを損ねてしまいます。調味料はできるだけ自然に近い材料で作られたものをえらびます。また伝統的な方法で作られた調味料を選んでください。これだけできっと料理の腕が数倍上がります。では順に見ていきましょう。

味噌

良い味噌は、消化吸収の良いたんぱく質、食物繊維、ミネラル、不飽和脂肪酸も豊富です。しなやかな筋肉をつくり、疲れにくく、免疫力の高い体を作ります。脳にも良いことが研究で分かっています。ガンの増殖を抑制する効果もあるようです。化学塩、漂白剤、防腐剤、遺伝子組み換えのものではなく、最低でも1年以上熟成させた本物の味噌を選んでください。

醤油

丸大豆、米、小麦、自然塩、麹菌を加えて熟成させたもの。Soy sourceとして国境を越えて愛されている発酵調味料です。味だけではなく、その効果にも目を見張るものがあります。醤油の酵素は胃腸の調子を調え、新陳代謝を促します。血液循環、造血機能を正常にします。体内の酸化を防ぐ抗酸化物質も豊富です。コスト削減のために、添加物によって短時間で醤油風にした「醤油もどき」もたくさん売られているので、しっかりラベルをみて選びましょう。

みりん

米と麹を主原料とした伝統調味料です。料理の艶出し、うまみだし、煮崩れ防止、甘みだしに使われますが、マクロビオティックでは砂糖代わりとして、料理にスイーツづくりにもよく使われます。現在、スーパーの店頭では「みりん風調味料」と呼ばれるものが数多く並んでいます。これは米の代わりに、ブドウ糖や米あめ、化学調味料等を使って短期間作られ、製造方法もまったく違ったものです。一般のみりんは2,3か月~2年熟成しますが、みりん風調味料はもっと短期間で完成です。

マクロビオティックでは梅酢を主に使います。梅酢とは梅干しを付けた時にできる酢です。梅酢には酸味だけでなく、塩分も適量に含まれており、陰陽のバランスがとれているためです。さらに梅酢は疲労回復、毒素の分解、防腐剤としても使えます。米酢や黒酢、バルサミコ酢などの大部分の素は陰性なのに対し、梅酢は陽性です。陰性のものは、暑い夏や動物性食品の摂取が多い時に使いましょう。値段の安いものの中には、酢酸を水で薄め、化学調味料や甘味料を加えた合成酢が売られています。ご注意ください。

まとめ

調理とは自然の「理(ことわり)」を「調える」ことです。つまり、自然の材料の陰陽を調えるということです。調味料の力、料理の方法をつかって上手に陰陽調和したものを体に取り入れることで、最大限の自然のパワーをいただくことができます。まずは調味料を変えてみる。お試しください。お肌や腸の調子がきっとよくなりますよ。

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