もしもマクロビなどでたんぱく質が足りない場合には?

最近プチ断食が流行っています。プチ断食とは、夜ご飯を早めに終え、睡眠時間を合わせて、次の食事までに18時間なにも食べない時間をつくるというものです。

身体の筋肉はたんぱく質で出てきています。炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミンとならび、たんぱく質は大切な栄養素の一つです。さらにタンパク質は私たちの生命活動を支える大切なエネルギー源です。18時間もたべないと、タンパク質が摂取できず、身体にはダメージがあるのではないでしょうか?

同じようにマクロビオティックの食事法では基本的に、肉魚類をあまり食べません。たんぱく質は主に、豆・豆類、穀物、ナッツ類から取ります。植物性たんぱく質だけで足りるのでしょうか?

では身体のタンパク質が不足するとどうなるのか見ていきましょう。

たんぱく質が不足するとどうなる?

私たちの体を作り支えるたんぱく質が不足すると、筋肉や臓器、血液、骨、髪など生理的活動が担えなくなります。

さらにもっと小さいレベルでみると酵素やホルモンの機能が低下します。すると免疫力の低下や自律神経の不調といった様々な症状が体に現れてきます。

これらに加えて、貧血、発育不良、発育停止、皮膚が青白くなる、脈が不安定になり、疲れやすくなり、皮膚炎や胃腸障害、月経異常、消化不良、精神障害といった障害もでてきます。

では逆にたんぱく質が過剰になると、どうなるのでしょうか?

たんぱく質が多すぎると?

実は、たんぱく質だけでできている食品はあまりありません。脂肪や糖質が一緒に含まれていることがほとんどです。
そのため、たんぱく質を過剰にとると、結果的に脂肪や糖質も多くとってしまいます。
すると身体に脂肪として蓄えられ、肥満になったり、血管内にも脂肪がつき、血圧が上がります。ここから悪循環がはじまります。
狭心症などの心臓障害、肝硬変や慢性腎不全などの腎臓・肝臓障害を引き起こします。

大切なのはバランス

食べ物は単独の栄養分を見るのではなく、全体からバランスを見ることが大切です。大豆にはたんぱく質(必須アミノ酸は9種全種)だけでなく、カルシウム、不飽和脂肪酸、ビタミン、ミネラルなど微量でも大切な栄養素が豊富にはいっています。

お互いが相乗作用しながら、消化吸収を助け、また、まだ科学では解明できていない驚くような働きが多々あるはずです。
面白いことに私たちの体は、たんぱく質がたりないと、炭水化物や脂質から代用することができる機能をもっています。

そのため、プチ断食であろうと、マクロビで例え、たんぱく質が不足していたとしてもご安心ください。まずは、バランスの良い食事で、体の軸を作る。味噌汁とご飯、野菜と少しの大豆か小魚からはじめてみましょう。

まとめ

上述したように、私たちの体は、たんぱく質がたりないと、ちゃんとそれを補うように、炭水化物や脂質から代用することができるのです。

むしろ現代の日本人はたんぱく質が足りないというよりは、たんぱく質過剰の食生活になっています。特に動物性たんぱく質の過剰摂取には気を付けましょう。動物性たんぱく質は血液を酸化させ、内臓疲労から体力が低下します。ビタミン、カルシウム、鉄などのミネラルが肉類には欠けるため、また酸性食品を中和するため体からミネラルがどんどんと無くなっていきます。肉類を食べるときは、ビタミン・ミネラルがたくさん入った野菜を3倍はとるように心がけましょう。

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