マクロビオティックでよく使われる油の種類
・オリーブオイル
・ごま油
オリーブオイルとは
グリーンオリーブが使われています。グリーンオリーブに圧力を加えてつぶしてオリーブオイルは作られています。
ゴマ油とは
ゴマの種子が使われています。
マクロビオティックのドレッシングによく使われる油
・生のひまわり油
・紅花油
マクロビオティックの料理(焼く・炒める)に使われる油
・生の亜麻油
・有機バター
それぞれの油の成分
オリーブオイル・ゴマ油・紅花油・ヒマワリ油・コーン油について、油の成分(飽和脂肪、一価不飽和脂肪、多価不飽和脂肪)をご説明します。
オリーブオイル
飽和脂肪:約15%
一価不飽和脂肪:約75%
多価不飽和脂肪:約10%
ゴマ油
飽和脂肪:約15%
一価不飽和脂肪:約40%
多価不飽和脂肪:45%
紅花油
飽和脂肪:約10%
一価不飽和脂肪:約15%
多価不飽和脂肪:約75%
ヒマワリ油
飽和脂肪:約10%
一価不飽和脂肪:約20%
多価不飽和脂肪:約70%
コーン油
飽和脂肪:約10%
一価不飽和脂肪:約25%
多価不飽和脂肪:約60%
飽和脂肪と不飽和脂肪の違い
飽和脂肪・・・室温で固体の状態で保存されるもの。
血液の粘性を高めるため肝臓に負担を与える。
大腸がんのリスクを高める。
不飽和脂肪・・・室温で液体の状態で保存されるもの。
体にとって必要不可欠なリノレンやリノレン酸を含む。
熱を加えると化学反応を起こしフリーラジカルが発生する。
飽和脂肪が多く含まれる食品・・・肉、乳製品、ココナッツ、バターオイル、パームオイル
不飽和脂肪が多く含まれる食品・・・植物油
一価不飽和脂肪が多く含まれる食品・・・オリーブオイル、ゴマ油
多価不飽和脂肪が多く含まれる食品・・・大豆油、ヒマワリ油、紅花油、綿実油、コーン油
マクロビオティックの油の効能
油は、内向きのエネルギーを持ちます。
液体も持つ流動的なエネルギーが加わり、全身にエネルギーが満ちます。
オリーブオイルの効能
・総コレステロールと低比重リポタンパク質を減らす
・高比重リポタンパク質を増やす
ゴマ油の効能
・ビタミンEが豊富
・マグネシウム、銅、カルシウム、鉄を含む
・抗酸化作用とコレステロールを引き下げる
亜麻油・魚油の効能
・オメガ3脂肪酸が多いため、動脈の柔軟性を高める
・動脈の炎症を軽減することができる
・血液の凝固を減らす
・心臓発作の発生率の低下
※あくまで一般的な知識になります。
詳しくは専門医にお尋ねください。